本
鴨長明が書いた説話集。 執着を捨てろという結論が多いので、他の説話集と比べると少々面白みにかけた話が多いね。
TBSの局アナ安住さんが雑誌に連載してたのをまとめた本。 私は、安住さんのことを土曜夜のワイドショー的ニュース番組や特番で見るくらいなのだが、たくさん番組に出ている。 昔は名前くらいしか聞いたことがなかったのだが、どうも局アナになって数年で頭角…
宇治の大納言が面白い話を集めた、宇治大納言物語というのがあるはずが、現存していない。そこからもれた話だから拾遺物語とか。 こぶとりじいさんや、芥川がモチーフとした鼻や芋粥などもあるのだが、やっぱり下ネタ系の話が面白い。 おちんちんを隠すとい…
平安時代末期の説話集。 誰が何のために制作したかは不明だそうだ。 教訓めいた話が多い。詐欺にあったり強盗にあったりと。 理不尽に人が死ぬこともあるが、ただ、どこかユーモラスである。 旅芸人的な人が一夜の宿の替わりに話を披露することもあったろう…
日本初の説話集。 古来から伝承された話をいうのだそうだ。 薬師寺の僧である景戒が書いた。 だから仏教的な、因果応報を説く話が多いのだが、そうでない性的な描写がえらく気になってしまった。 天女の像に恋した縁。 天女の像が気に入って、天女の像のよう…
ホイチョイの人が書いたモテ本。50代以上向けなんだが、いろいろ限界があるね。 もう、この人自身がこの本のやり方で女性を口説いたりはしていない。もし女性と仲良くなろうとしてるんだったら、仕事で知り合うとか肩書を使うとかそうやってるはずだ。つまり…
平安後期に一時的に流行した今様というのがある。後白河が愛したもので、和歌と違って形が不定形なのかな。なんとなく聞いていると、確かに一時的な流行的なニュアンスが感じられるから不思議なものだ。 遊びをせんとや 生まれけむ 戯れせんとや 生まれけん …
著者:錦鯉 発行:2021年 遅咲き芸人がM1で優勝したのは話題になったね。この本がでたのは優勝の直前である。 二人が芸人を目指したきっかけ。影響を受けた芸人。家族とのこと。それぞれが別のコンビでやっていて、二人で結成したきっかけやコンビ名の由来な…
今、大河ドラマで鎌倉時代のをやってるけど、鎌倉時代の歴史書がこれだ。 ただ、淡々と記述されていて、義経とか重要人物が死んだ描写も劇的な描き方はされていないね。当たり前と言えば当たり前だが娯楽的ではないね。
隊長こと市原克也さんがツイッターをまとめた本。手抜きといえば手抜きな本だが、AV男優もコロナでたいへんなのだろう。 切ない時期、誰と過ごすかという問題ですが「自信を高めてくれる人」に限ります。 そして、なにかを追いかけると、最弱。なにも追いか…
私は独身です。旦那も、子供も、彼氏もいません。わかりやすく私を必要としてくれる人が側にいません。 仕事も友人も住む場所も、「世界はここだけじゃない」を知ったら、どれだけ強くなれるんだろう。私はそれを知りたいのです。英語から逃げた分岐点に戻っ…
ボキャ天とか銭金で存在を知ったが、それからずっと売れて今では司会をやったりと順調に年齢とともに仕事も広げてきている人だ。 なにかビジネス的なヒントがあるのかなと思って読んだが、どちらかというと笑い中心のエッセイである。 回砂利水魚からうっち…
ノート術というのは色々出てるけど、この人のは面白い人になるためというのはユニークだね。試してみようかな。
しみけんの書いたモテ本。 AV男優として必要なものは、なんですか? トップ男優になるためには、何が必要ですか? 何百回聞かれたかわかりませんが、 その答えは「好奇心」です。
鳥取に今度行くから予習 単に地域ネタだけでなく、東西の県民の意識がわかるのはためになる。 東の鳥取市は県庁所在地である武士意識。県西部よりも関西圏に近いが、それでも距離があるので孤立感が強い。 県西部の米子は商業圏。島根に近いので甲子園でも鳥…
作者:ジュール・ヴェルヌ 発表:1864年 地底人と遭遇したり、そこからの脱出など、エンターテイメント性があがっているね。
著者:燃え殻 著者の名前はどこかで目にしたのだがどこなのだろう。 まあとにかく人生相談。ぱらぱらとめくった。 ラジオのテレフォン人生相談や新聞の人生相談のように、相談者に説教するようではなく、どちらかという人生相談の形を借りた、エッセイと言っ…
著者:倉持由香 お尻が大きいことを売りにしたグラビアアイドル。 アイドルというと、事務所とかの言いなりになっていればいいかと思いきや、そうではなく自分で、自分をプロデュースする能力が必要なようだ。
プロレスラーの川田利明さんは今ラーメン店をやっている。世田谷区の「麺ジャラスK」という店だ。プロレスラー時代はデンジャラスKと呼ばれたいたので、そこからとった店名である。 10年続いているのだから順調なのかと思いきやそうではなく、開業資金1000万…
著者:ジュール・ヴェルヌ 発行: 文字通り気球に乗った冒険譚。 今の目からみると、少々物語に起伏がなくて冗長すぎるな。 時代だよね。
著者:和泉式部 成立:1008年ころ 正直ぴんとこない本だった。 恋多き女和泉式部が身分の高い男から求愛を受け、軽いすったもんだの末に結ばれれ馬で。日記とあるが、和泉式部本人が書いたかどうかさだかではないようだ。 当時の風俗が分かる点では興味深い。
枕草子の解説本。 清少納言が使えていた定子は、藤原道長が勢力をもつと没落。枕草子はその後に書かれた本だが、過去の悲しいできごとには触れられずに書かれているとのことだ。
著者:メアリー・シェリー 発行:1818年 映画のほうが有名だろうが、原作は小説。最初のSF小説と言われることもある。 著者はメアリー・シェリーという女性で18歳だか19歳のころに書いた。 彼女の人生そのものも数奇なもので、作品にも生い立ちの影響してい…
著者:清少納言 成立:平安時代中期 私が枕草子を読んだのは、橋本治の桃尻語訳だった。 このたび普通の訳でぱらぱらと読む。 清少納言はいやなやつだが、着眼点や文の構成はすごいと思わされるね。
小説家が書いた羽生についての解説本。 全体的に羽生マンセーが強すぎて、他の棋士について失礼な描写が多いことへの不快感が強い。 こんな書き方は今の藤井聡太さんについてされていない。 保坂氏は、これをよしとするならば今の羽生さんについても同じよう…