栃木県 栃木市

栃木県の県庁所在地は宇都宮市。それとは別に栃木市というのもあるんです。
なんでも蔵の街というのを売りにしてるとか。行ってみましょう。


●山車会館

入館料500円。他との共通券もあり。
栃木市で一番大きい祭りが秋祭り。貼ってあったポスターをみたら11月14、15、16日開催ということだから一週間前だったね。ま、でもこういうのもいいかもしれない。まず下調べをしてから本番の祭りを楽しむというね。と思っていたが、今調べたら隔年開催で今年はやっていなかった。


こちらの会館はその祭りで使ってる山車の展示。1階で映像と実際の山車のコラボした演出が見られる。ステージが開いて山車が出たり回転したりとか。
2階はパネルとか山車の上の人形とかの展示。ボリュームは全体的に少ないが、見てそんのないものだ。


山車は全部で13体あるが、ここでは5体ほど見ることができる。展示は入れ替えをしているようで、3月くらいには三国志の3体が展示され中国の人が喜ぶと言うことだ。
そう、山車の上の人形は神武天皇やら桃太郎のほかに、劉備関羽張飛がいる。作られたのは明治末期かそこららしいが当時から三国志は人気だったようだ。各町内会ごとに作ったようだ。しかし、その後中国と戦争になるわけで、その間は使われなかったとか。



このあたりは昔の建物を保管しておいてある地区らしい。それと同時に廃屋みたいのもちらほらあって、なんか良い風情である。



昔の味噌蔵が今でも商売をやってるらしく、喫茶店みたいなのがあった。昼ごはんは田楽にした。三本で530円かそこらだ。味噌はそれぞれ違ってるそうだが、味の違いは表現できない。



大通り沿いには観光案内所や土産物屋がある。とち介とかいうキャラクターを売りにしようとしているようで、のぼりだの商品券だのいろいろなのに使われている。そのかいあってか、ゆるきゃらグランプリ2015では6位になった。



こちらは無料の郷土資料館。なかではシルバー人材センターのジャンパーを着た人がいろいろ紹介してくれる。昔は質屋だった建物だそうだ。



冬は寒そうだ。



川沿いの風景は昔の面影を残している。先ほどの資料館の展示では、ここから東京へ舟で輸送を行っていたということだ。




小倉ソフト330円を食べた。アイスも甘いので添付のあんこは必要ないかもしれない。ま、とにかく他にはない食べ物があるとうれしいものである。


●塚田歴史伝説館

入館料700円。からくり人形の展示ということで、こういうのは私は大好きだ。

老婆が三味線をひきながら当地の都都逸を聞かせてくれる。声優は有名な方だ。
他に、同じようなからくり人形や昔の家や庭園、人形劇みたいなのとか。



日が落ちるのは早い。この川は巴波川(うずまがわ)です。


岩下の新生姜ミュージアム

2015年6月にオープンした施設。入場料無料。



こんな風に記念写真を撮れる。



けっこう広い。展示はしょうがの効能や、会社の歴史や、商品説明とか。あとは神社とかわけのわからんオブジェとか。けっこう広い割りにすかすかな展示といえなくもない。




生姜料理ばっかりをだすカフェのほか、物販ブースもある。
生姜だよ生姜。一番人気あるのはスティックライトだそうだが2,500円。これ一番人気と書いてあるから売れるのではないか。


ところでここは広くて職員もけっこうな人数がいるのに、展示は無料。物販もそう広くないしメインの生姜は値段が安い。そうなると、かなりの大赤字施設と思われる。