人類創世

監督：ジャン＝ジャック・アノー
公開：1981年

これまで見た先史時代の映画といえば恐竜が出たりのエンターテイメント的な面白さを志向したものばかりだったが、こちらはドキュメンタリー風の作品。しかし、これがめっぽう面白いのだ。

舞台は80000年前。主人公たちはネアンデルタール人だろうか。なにせ、彼らは声を出すものの単語程度の意味しかないようで、字幕は出ないので何を言っているのか分からないのである。しかし、行動や身振りで意図は伝わる。

彼らは火を使っているが、別の部族からもらったのかあるいは自然現象で手に入れたのか定かではない。とにかく自分たちでは火を生み出せないためとても大事に扱っている。ところが原人みたいな部族から襲撃を受けたりして火が消えてしまった。3人が火を探しに行くとこういう話。

サーベルタイガーに襲われて木に逃げるシーンなど笑える部分も多い。アイスランドなどで撮影されたらしいが、ほんとに当時はこんなシーンが見られたのだろうと思える。ドキュメンタリー風の映像も見たかったので、とてもよかった。

監督は「愛人/ラマン」の人だ。そちらも昔見たけど話は忘れてしまった。ただ少女のおっぱいが出たことは覚えている。愛にこだわる人なのだろう。この映画もおっぱいが出てる。こちらは新人段階の女だろうか。主人公たちより高度な会話らしきものをしている。

愛を知って後背位から正常位のセックスになるというのは、さすがにこの監督の解釈だろう。女性は化粧してるけど、かなり若そう。たぶん若い女性というのがこの監督の好みなんだろうね。

予断だが、このＤＶＤがレンタルになかったのでアメリカのアマゾンから買ったんだよ。でも、リージョンが違うんだ。私のパソコンのＤＶＤはリージョン切り替えの回数に制限があるんだよ。