40歳からのモテる技術

40歳からのモテる技術
ことわっておくが私は40歳にはなっていない。
ただし、もう若くはないことを肝に銘じておかなくてはならない。
そして、今のうちから中年になったときのことを考えて先手を売っておこうと考えた。


この本は40歳になってから若い女と仲良くなるための技術を、外見、会話、出会う方法の3つから解説している。私にとっては、やはり会話術ということになる。外見の改善もそのうち考えなくてはならないだろうが、今はおいておこう。働いている今は出会うという点でも困っていない。いや、むしろ出会わなければ苦しまなくて済むくらいだ。


その会話についての解説はなかなかためになった。


会話という点については石田純一が見本だということだ。彼は非常に聞き上手だそうで、聞き上手というのはたんに自分から話さず相手の話を
聞いていればいいというものではない。相手に気持ちよく話をさせる「話させ上手」でなくてはならないのだ。そのための具体的な手法としては、うなずき、相槌、相手の話を反復する、というもの。逆に最悪なのは無表情だそうで、私はまったくダメだったということになる。


切り札は相手の得意なことを質問する、だそうだ。私の好きな女の子は学歴も高いから、そのあたりを聞いてみることにしよう。


上から目線はだめ。卑屈になって下から目線もダメ。このあたりは当然といえば当然だ。明日は「私も歳だからねぇ」なんてことは絶対言わないようにしよう。


自慢話、共通点のない話、ありのままの自分をさらけだす、というのもNG。
自分をさらけ出すのは、女性と共通する部分についてということで、女性の共感をよぶのがポイントだ。


あとは、座る位置についても解説していた。向かい合わせの席はよくないそうだ。隣同士かL字形に座るといいそうだ。昨日のキャバクラ嬢も同じことを言っていたな。よし、明日は好きな人の隣に座ろう。
そして、うなずき、相槌、相手の話を反復するのを忘れないようにしよう。