全ての市町村をまわって観光しようという一生かけてのプロジェクトを開始。
主だった観光名所は全て見て回ることとしよう。
まずは、千葉県からだ。
千葉県も県の東側や房総のほうは未知の領域だ。
●芝山町
・空と大地の歴史館
成田空港のすぐそばにある航空科学博物館にまずは行ってみようと思っていたら、同じ敷地にあったのが空と大地の歴史館。 入館無料だし入ってみよう。
展示されているのは成田空港がつくられるまでの歴史。突然、農地だったところに空港が作られるのが決定されたのが1966年。開港されたのが1978年。その間にあった反対運動や闘争に関してのものが見どころだ。
元は農地だったため農地を手放さくてはならないことが反対運動の契機。空港に賛成すると村八分になってしまうという週刊誌の記事も展示されていた。しだいに武力闘争へとエスカレートし、火炎瓶で警官が3人死んでしまったことで、反対運動は世論の支持を得られなくなったようだ。
・芝山水辺の里
近くには自然が残っている。夏はホタルも見られる場所のようだ。
夏はホタルも見られるようだが、さっと切り上げた。
・航空科学博物館
入館料500円。JAF割400円。
屋外展示もある。
服の展示とか。一部は改装中だったが、技術的なことの展示は全然なかったね。
成田空港のそばなので、離発着がよく見える。解説者もいて色々解説をしてくれる。飛行機には国籍があって、航空会社の国籍と異なることがある。税金対策、またロシア国籍の飛行機は国によっては敬遠されるので使われないなど。
有料プログラムもある。DC-8シミュレーターは100円だったのでやってみた。一度に参加できるのは14人なので早く予約したほうが良い。
なんでもこのシミュレーターは実際のパイロットが訓練するときに使っていたものだそうだ。ただし、操縦できるのは一番左前の機長席に座った人だけである。他の人は座席の前に出てくるモニタを眺めているだけだ。ちなみに窓ガラスも背景が映るので、窓際のほうがいい席かもしれない。今日のコースは福島コースで、月の上旬、中旬、下旬でコースが変わるということだ。
解説してくれるおじさんはなかなか詳しい人で、元の職業がなんなのかはわからないが、そういった職業だった人なのだろう。飛行機の燃料は家庭の灯油とほとんど変わらない。機長席が左前なのは世界共通。飛行機は右側通行なので、飛行機がすれちがうときに距離を測りやすいためなど。
・道の駅 風和里しばやま
ご飯を食べに道の駅に来た。
時間もないので、昼ごはんは魚の練り物やのテイクアウトをその場で食べることにした。おすすめのカレーボールといわしのつみれみたいのを買ったが、正直試食で出してくれてるやつのがほうが揚げたてだったのでうまかった。
ミニサイズのいちごソフト210円。ソフトクリームはミニでいい。
・芝山町立古墳はにわ博物館
入館料200円。割引で150円。
芝山町のもうひとつの観光の目玉は、はにわ。県道ははにわロードと名前がつけられ、ところどころにはにわが建っているのである。そして、はにわ博物館。
このあたりは古墳とはにわが多かったということだ。
毎年はにわ祭をやっているようだ。今度来てみよう。
・芝山仁王尊
すぐ、そばの寺にもはにわの博物館があるようだが、残念ながら既に閉まっていた。はにわ祭のときに来てみよう。
・殿塚・姫塚
さて、実際に古墳があるので見に行ってみた。
古墳は、ただ土地が盛り上がっているだけなのだが、幻想的な景色はよかった。人が渡しの他に若い女性が1組いただけだったのが意外だ。先週はもっと人がいたのかもしれない。
ただ、簡易トイレが1つあるだけなのと、近くにある建物は廃屋のようだったので、女性が1人で来るのは危険かもしれない。
そして横芝光町に行った。
●横芝光町
・坂田城跡
坂田城跡。坂をずっと登っていったところにある。途中で道が火事で通行止めになったりして手間取った。
この掲示があっただけで、これといった跡は残っていないようである。
周辺は梅がたくさん植えられている。梅の花が咲く季節には祭りが行われるようだ。
・坂田池公園
池と公園
湿生植物園とあるが、屋外の湿地帯である。
池だねえ。ちょっと肌寒かったが、暖かい季節はきっとカップルや家族連れで賑わうことだろう。
・横芝駅
横芝駅。総武本線の駅。都内の総武線と同じのようだが、千葉から東は総武本線と別に呼ばれることも多いようだ。
・九十九里浜自然公園
海だねえ。九十九里浜である。九十九里という町はありますが、こちらも九十九里浜だろうたぶん。
ホテルは決まっていなかっただが、よく使うじゃらんではホテルがない。しかしグーグルマップで旅館とかホテルで検索すると出てくるのである。電話をしたら、1泊3700円の宿が見つかった。山武市まで行く。
●山武市
ホテルは駅前にある藤松旅館。電話の声では男か女かわからなかったが、主は女性であった。どうも以前は夫婦でやっていたが今はひとりということのようだ。1階には大浴場もあり、けっこう大きな宿のようである。
ブラウン管のテレビや、汚れた障子、積まれたタオルなどがなかなかいい味出してる。テレビの横にゴキジェットの缶があることに一抹の不安を覚えるが、1泊だからだいじょうぶだろう。2階のここは、風呂とトイレもついている。隣の部屋に明かりがついていたが、たぶん主のおばちゃんの場所だろう。
晩ごはんは近くの寿司屋で飲んだ。これもグーグルマップで。居酒屋はカラオケをやってると書いてあったので、こちらにしたのだが、こちらも店の前まで来ると中のカラオケが聞こえてきた。まあいいだろう。
私はサラダではなく漬物をよく頼む。
常連さんがカラオケを歌うほか、大将も歌う。曲のタイトルは分からないが、恥とケツはいくらかいてもいいが、義理は欠いちゃいけねえというフレーズが印象に残った。
アサリと枝豆のかきあげ。
ビールを3杯飲んだあとに日本酒を頼んだら300mlのが来てしまった。飲みすぎだ。
客のおばちゃんに一曲どうですかと勧められたが、私は歌を歌えない。
お寿司。マグロが大きい。会計は4700円になってしまった。まあ飲み過ぎ食べ過ぎだ。
そして帰って寝た。