Metallica / METALLICA

1991年発表

Metallica (Remastered)

1. Enter Sandman, 2. Sad but True, 3. Holier Than Thou, 4. The Unforgiven, 5. Wherever I May Roam, 6. Don't Tread on Me, 7. Through the Never, 8. Nothing Else Matters, 9. Of Wolf and Man, 10. The God That Failed, 11. My Friend of Misery, 12. The Struggle Within, 13. So What

 

通称ブラックアルバム。

 

このアルバムはHM史を語るうえで避けることはできない。

 

スラッシュメタルといえば速くて激しい音だ。その代名詞的存在であるトップのバンドがこの音を作った。遅くて重い、それなのにかっこいい。

 

シーンに与えた影響は絶大で、これまでのスラッシュバンドはもちろん、ポップなバンドも重くて遅くなったバンドは数知れず。

 

ヘヴィメタルという音楽に革新性というのがなくなって行き詰りがみえることになる。

 

私はメタリカを始めて聞いたのがこれだった。というかスラッシュメタルが初めてだったかもしれない。だからスラッシュとはこういうものなのかと思っただけだったが、やっぱりメタリカは時代を追って聴いたほうがいいだろう。そのほうがシーンを引っ張る存在の考えや覚悟が分かるというものだ。

 

革新的な音楽を作りながらも洗練されているのがメタリカのすごいところだ。

 

といいつつ昔は1,4くらいしか聞きこまなかった。今聞いてみるとやっぱり1,4がいい。これが良すぎるんだなあ。