棋士番号148
獲得タイトルは王座1期の合計1期。順位戦最高位はA級。
妻と娘がともに女流棋士である。
棋風は「攻め100%」。「塚田が攻めれば道理が引っ込む」というコピーもつけられた。
この本はタイトルを前の六段時代に書かれたもの。新人王はとったものの、そこまで実績があるわけでもないので、この段階で本を出すのも珍しいのではないか。
表紙をみるにアイドル的に売り出そうということだったのだろう。塚田さんの実戦譜が20局収録されているが、すべて最後のページは塚田さんのスナップ写真になっている。
ちなみに20局中3局は田中寅彦さん相手のもので、最後は羽生さんとの将棋である。
後半は奨励会時代に入っていた研究会の会報に寄稿したエッセイを収録している。14歳から16歳くらいに書かれたもので、ファンにとってはありがたいものだろう。