特別展ミイラ 〜「永遠の命」を求めて

国立科学博物館

地域別のミイラの展示。

古いミイラは学術的には貴重なのだろうが、紀元前のものになると融けたようになって人間の体という感じがあまりしない。だから南アメリカやエジプトのミイラにはあまり心が動かなかったな。むしろ最後にあった日本のミイラのほうがそれっぽくてよかった。

南アメリカのミイラは地域共同体の一員として村を見渡せる場所に置かれたが、エジプトのミイラは死後に復活するための肉体として容れ物を用意するという個人的な願望のためのものという違いがある。