作者: 桃井和馬
アフリカ西海岸を旅した人のルポ。
チュニジア
98%がイスラム教徒。でも戒律は厳しくなく、それどころか厳格なイスラムの服装などは取り締まられる。
理由は隣国のアルジェリア。アルジェリアでは、厳格なイスラムを教義とする政党が支持を増やすと現政権から弾圧され、それをヨーロッパ諸国が支持した。だからヨーロッパ諸国を刺激しないよう厳格なイスラムは排除されるようになった。
モロッコ
松茸の産地で有名。日本にも輸出している。
貧しい地区の売春街の相場は600円から2,500円。
ギニア
軍事政権が長らく続き腐敗のせいで国が疲弊。
紙幣を発行する技術がないので昔イギリスで作った紙幣を今でも使っている。だからくさい。
シエラレオネ
内戦が続く。
マリファナの品質が世界一。内戦の緊張から国民がマリファナ使用。
コートジボワール
呪術信仰。コーラの実を食べる。カエルも食べる。
サントメ・プリンシペ
外国から呼ばれるときの発音はサオトメ。
外国人が写真撮影しようとすると拒否する。ポルトガル人が支配していたとき主張するサントメ人を弾圧したため。
台湾は支援していたから仲がいい。台湾は小さな国を支援する。国連では小さな国も一票を持つから。
アンゴラ
紛争すると他国が支援するため援助依存症になっている。
ナミビア
昔ドイツの植民地。
アパルトヘイト時代の南アフリカと交流が深く、通貨も同じ価値。白人が経済を握っていて黒人は貧乏だ。