のらくろ少尉

作者:田河水泡
発行:1937年
のらくろ少尉 (のらくろカラー文庫)
のらくろの本。
名前は聞いておりましたが、実際読んでみるとギャグとしては今でも爆笑はしないまでも意味はわかる。絵のほうは流石に古臭さは感じるが、ただ犬を擬人化したというのは外国では先例があるだろうけど国内では初めてなのかな。少なくとも今残っているキャラとしては最古だろう。
軍人ののらくらがいろいろやるのだ。一例としては満州に慰労の物資を送ろうとするが、アイスクリームとか送ろうとして溶けちゃったとか。


これは戦前に出された本。戦後にものらくろの本は出てるのだが、その際の軍の上官とのやりとりとかどうなってるのか気になるといえば気になる。