夏の甲子園 不滅の名勝負1915〜2002 第5巻 奇跡が支配する甲子園

●第60回(1978年:昭和53年)
東京と北海道から2校、その他の都道府県から1校出場ということになる。
PL学園が準決勝の対中京と決勝の対高知商、いずれも9回の裏に追いついてサヨナラ勝ち。


●第61回(1979年:昭和54年)
選抜優勝の箕島の3回戦。対星陵戦は今でも語られることがある伝説の延長18回の戦い。星陵1点リードの16回裏2死からファーストファールフライを一塁手が落球。その後ホームラン。

箕島は決勝で池田高校に勝って優勝。
他、牛島と香川(ドカベン)のバッテリーの浪商がいた。


●第62回(1980年:昭和55年)
決勝は愛甲の横浜と荒木大輔早稲田実業。愛甲って一時失踪騒ぎがあったよね。横浜の勝ち。


●第63回(1981年:昭和56年)
この年も早稲田実業が甲子園に。ただし4番でエースの金村義明報徳学園に負ける。名古屋電気の工藤公康は長崎西相手にノーヒットノーラン。ただし、報徳学園に負ける。報徳学園が決勝の京都商に勝って優勝。


●第64回(1982年:昭和57年)
やまびこ打線の池田高校と三年目の荒木大輔早稲田実業。上半身を鍛えた池田高校の猛打で14−2。
決勝は池田高校と広島商業。ここでも池田高校はたくさん打って圧勝。蔦文也監督はバントやスクイズで一点を取りにいくこれまでの野球ではなく筋トレして1番から9番までホームラン打てる打者をそろえたそうだが、これは確かに革命的だ。
他、佐賀商新谷博完全試合まであと一人のところまできたが最後のバッターにデッドボール。