徳島県 祖谷渓〜徳島市

翌朝、出発するとホテルの若女将が小走りにやってきて、すだち飴をくれた。


昨日わたったかずら橋を通り過ぎる。この先にあるお化け屋敷を見よう。

と、思ったら閉まっていた。今年発行されたガイドブックにも載っているから、たまたま休館なのか、あるいは、もっと時間が経てば開くのかもしれないが。なんかえらいボロですね。暑い中、けっこう歩いたのだが、引き返そう。

途中にある滝

かずら橋も、土曜になると、けっこう賑わうようだ。


そしてバスにのって大歩危駅に戻る。


土曜日には、観光客向けのイベントがあるようだ。
なぜか幼女もいる。
さようなら幼女たち。


・ぼうぜ寿司

徳島駅に戻った。昼ごはんは駅ビルの地下で売っていたお寿司。ぼうぜという徳島の名物らしいが、なんか生臭い白身魚で全部食べられなかった。姿寿司のほうは見た目もよくない。


徳島県文化の森総合公園


駅から出てるバスに乗った。こちらは公園の他、美術館や博物館がある。アクセスはちょっと不便だね。

なにやら人が並んでるから何事かと思ったら、韓国人歌手のコンサートだ。

美術館、博物館は常設展しかやっていない時期だった。あと、鳥居龍蔵記念博物館というのもついでだから見ました。各200円。

子供は無料だから、何人か。隙をみてシャッターを押す。
あ、盗撮がばれてしまった。


・徳島ラーメン

いのたに、というガイドブックに載ってる店で食べた。やっぱり有名店みたいで、時間帯が微妙なわりに、けっこう客は多かった。
さて、この徳島ラーメンは肉が入ってるのが特徴。で、食べてみたところ、思ったより硬かった。味もしょっぱめで、濃い目で作ったしょうが焼きみたいな感じ。もっと、甘めのとろとろ肉を想像してたので、ちょっと想定外。まあ、美味しいのではありますが。
ラーメンのほうは普通のしょうゆ味のラーメンでしたね。


阿波おどり会館

こちらは阿波おどり会館眉山へのロープウェーもある。他、物産館と阿波おどりの実演と博物館。セット券1,500円を購入。
阿波おどりミュージアム


ミュージアムはちっちゃかったです。でも、最後にDDRみたいなゲームがあったのはよかった。
右のほうにあるポスター。最近は時流にのってオタク系のを作ってるようです。
・昼のおどり


踊りの実演と見所などの解説。最後には、観客も一緒に踊る。
私も踊ってみました。阿波踊りは両腕を上げて踊るので、中年にはそれだけでもつらいです。
・あるでよ徳島

徳島名物の物産館。すだちくんグッズを買ったよ。


眉山

阿波おどり会館の5階からロープウェイに乗る。

モラエス館も見られる。モラエスって誰?


眉山からの眺め。徳島市から海はすぐそこだ。
徳島には、これといった有名な建物はないが、美しい景色である。
さだまさし眉山という本を書いて、映画も作った。だから、そのあたりの居酒屋に彼の写真があったりするそうだ。
さださんの出身は九州だったはずなので、なぜ眉山を舞台にしたのかはよく知らないが、なんかあったのだろう。



晩御飯は餃子の王将天津飯と麻婆豆腐を食べた。
その後、ホテルでシャワーを浴びた後、また歓楽街へ。
ちゃんと、ホテルで爪切りを借りて、爪を整える念の入れようだ。
一昨日行った、ACTY21にまた行くつもりなのだ。
ホテルの部屋を出ると、ここは9階の廊下だというのにさっき阿波おどり会館で聞いたお囃子が聞こえてくる。ホテルから出て、そっちのほうに向かっていくと、子供から大人までの男女の集団が公園で阿波踊りの練習している様子が見えた。そうか、本番も来月だ。


●CLUB IXA
ACTY21に来た。今度は、まず、普通のキャバクラだ。この店は7階にある。
こちらは50分で3人の女性が相手をしてくれる。サービス料が20%取られて4,800円だった。
女性のレベルは、まあ微妙ではあるが、徳島の女の人と話すことができてよかった。


1人は1年前まで名古屋にいた人で、父親の仕事の都合か何かでこちらにきたらしい。徳島は人が優しいのは良いものの、遊ぶところがないのが不満らしい。昨年、阿波踊りをお客さんと一緒に見に行ったら4日間とも全部阿波踊りだから、かなり退屈したのだそうだ。


他の2人は徳島出身なのだが、言葉が微妙に違う。徳島の言葉は、関西と似た言葉に思えたのだが、1人は語尾が「〜じゃ」となっているのが印象的だった。徳島の町並みを歩いていても、こういう言葉は聴いたことがない。徳島でも高知よりの方の言葉なのかもしれない。


彼女達がいうには、やはり徳島人は阿波踊りを小学生から中学生、高校生と学校行事で踊らされるので、もう絶対踊れるものらしい。さらに大学になると踊りのグループ(連という)のサークルを作ったりもする。連は、たくさんあって5月くらいから練習しているところは普通だそうだ。さらには、熱心なところや結婚式などのイベントに借り出される連は1年中練習しているというわけで、もうすっかり徳島の人にとって阿波踊りは人生の一部だ。
祖谷渓には行ったことがないというのも面白かった。同じ県内なのに、遠足とかで行ったりしないのだろうか。


●Rizmu
すみません、また行きました。
今回は、店に入るときに指名。名前を間違えてて違う人が来ちゃったらどうしようとドキドキしてたけど、ちゃんと思ってた人が来てくれた。
その子の名前は「ももか」という。
彼女も、こちらを覚えていてくれたようだ。「明日帰るから、もう会えないよ」と言い、つかの間の出会いを楽しんだ。薄暗い店内で顔をじっと見たけど、やっぱりかわいい。体もとてもきれいだ。あぁ。
また20分延長。
彼女は、私の股間をさわさわして、私を勃起させると耳元で「エッチ」とささやくのだ。年は21歳。学校等には行ってないで、この仕事専業。ホームページの求人を見ると時給4,000円以上とあるから、私よりもよっぽど稼いでいるのだろう。これから彼女の人生ってどうなるんだろう。私にできることは何もないし、もう2度と会うこともないだろうけれど、どうか幸せでありますように。
店の出口まで手をつないで一緒に歩いた。そして僕を見送ってくれた。さようなら。


エレベーターへ歩いていくと、団体客がぞろぞろと店に向かっているところとすれちがった。彼女は、これから団体客を相手にしなきゃならないのかもしれない。


いろいろ考えながらホテルに戻った。こうして徳島の最後の夜は終わった。