バティニョールおじさん

バティニョールおじさん [DVD]
フランスの映画。ナチスに占領された後のフランスが舞台。ユダヤ人の子供をかくまうことになった、肉屋のおっさんが主人公。特典映像を見たら、主役のおっさんが「普通の人がヒーローになるということがテーマです」とかなんとか喋ってた。どうやら、この人が監督もやったようである。映画の感想は、まあ普通だ。
この時代はフランスでは、どのように総括されているのだろうか。そういうところが気になる。
・ドイツに攻められたフランスは真っ先にユダヤ人迫害に協力した。
・ドイツ降伏後は、ドイツ人と仲良くなっていたフランス人女は頭を坊主にされていた(映像の世紀より)
私が知っているのはこれくらい。
自国の過去の汚点となっている歴史を舞台にする作品はたくさんあるだろうけど、コメディ風映画を作るというところが日本にはない感覚なのかもしれない。