渋谷区千駄ヶ谷

23区を順番に回るというのを何年か前にやっていた。最初の数区は1日か2日で1つの区をまわっていたのだが、いつしかはまってしまい、何回かにわけて1つの区をまわったね。でも、13番目の渋谷区で停滞して、47都道府県をすべてまわるほうが優先になってしまった。

 

このたび、47都道府県はすべて行ったこともあり、久しぶりに23区の旅再開である。

 

ここは渋谷区の千駄ヶ谷だ。

千駄ヶ谷駅には中央・総武線各駅停車のみが停車する。

 

駅のすぐ目の前に東京体育館がある。1964年のオリンピックでは体操の、2021年のオリンピックでは卓球の会場になったそうだ。

 

他、駅前に津田塾大学があって工事中だった。

こうしてみると東京の大学といっても都心の駅近くのすごい地価が高いところにある大学もそうでない大学もあって色々である。

 

千駄ヶ谷といえば私にとっては将棋会館がある場所だ。そして、そのまわりには出前を運ぶ飲食店がある。

この鳩やぐらは数年前にできた店。棋士がよく注文をとる。

ここで昼ご飯を食べようと思っていたのに、臨時休業である。

 

こちらはうなぎのふじもと。加藤一二三九段が現役時代に注文をよくとっていた。昼も夜もうなぎ。

加藤先生が引退してからはうなぎを注文する棋士はほとんどいないようだが、ここで食べよう。

安いランチメニューもあったが、迷った末にうな重の松4600円にしてしまった。赤だしは別料金で200円である。

うなぎの味はどうこう評論できないのだが、特別美味しくはなかったような気もしないでもない。

でも、加藤一二三さんがこのうなぎを食べていたかと思うとやはり感慨深いものだ。

 

将棋会館日本将棋連盟の本部がある。一般の人も入ることができる。

入り口に大山名人の銅版画みたいのが置かれている。

大山名人は寄付金集めに尽力したそうだ。

1976年にできた会館も老朽化のため、新将棋会館建設がすすんでいる。寄付金はクラウドファンディングで集めているところだ。2024年に移設予定とのこと。

1階は物販スペース。2階は道場などがある。

3階以上は関係者のみが入れる。3階は連盟の事務室、4階、5階は対局室だ。

雲鶴とか高雄とか特別対局室は、中継でも聞く名前である。

鳩森八幡。これも将棋中継でなんどか名前を聞いたことがある。会館から歩いてすぐのところにある。

新宿駅まであるこう。タイムズスクエアとかも地番は渋谷区の千駄ヶ谷にあるのだ。新宿駅の南東が千駄ヶ谷である。

バスタ新宿。2016年開設。今までいろいろなところにあったバス停を集約したそうだ。

 

今日の最高気温は29度。比較的ましだが、それでも暑くて疲れる。飲み会に向けて体力を養うためホテルへ戻ろう。