監督:マーティン・スコセッシ
1976年公開
大学生のときに見たはず、なのだが内容を全然覚えていない。
このたび鑑賞したら中盤からぐいぐい引き込まれていった。私の好みはそう変わってないので、昔は酔っぱらいながらか眠りながら見たか、レンタルしすぎて見る時間がなかったとかそんなだったかもしれない。
いちおう主人公はベトナム戦争帰りとなっているが、そこは問題ではないだろう。
女性とのコミュニケーション不全、社会に受け入れられないことへの鬱屈、何をやってもうまくいかない末の暴発と現代にも通じすぎるほど通じるテーマだ。
大学生のときにこれを見たらどう思っただろうか。いや、そのときから長い年月がたっているが私は何も変わっていない。
昔も自分と通じるものがあると感じたことだろう。