真田圭一 棋士番号202
タイトル獲得なし、挑戦1回、順位戦最高位C級1組。
竜王戦に挑戦したときのことを覚えている。茶髪の挑戦者ということだ。
竜王戦は読売新聞で戦前に解説者が予想をするのだが、解説の2人が４－０で谷川竜王の勝ちと予想したのが酷いのではないかと、対局日誌で河口さんが書いていたのを覚えている。新聞は読んでないので誰が予想したのかは知らない。
挑戦者にはなったものの、棋士からの評価は高くなかったということだろう。そして、実際に竜王戦は０－４で敗北してしまった。そして順位戦もC1で終わってしまっている。ただ、周りの評価が竜王戦に影響を与え、そしてストレート負けがその後の棋士人生にも影響を与えた可能性がある。紙一重の部分なのかもしれない。
その後は将棋連盟の理事を務めた。
この本は次の1手問題。普通にちゃんと読めば棋力がつく本だ。
最後にコラムが１つ。羽生さんと藤井聡太さんについてで、特に面白いことはなかった。
