「弱くても勝てます」―開成高校野球部のセオリー―

「弱くても勝てます」―開成高校野球部のセオリー―(新潮文庫)

開成高校。東大合格者を多数輩出する名門高校である。

野球部もある。強くはないが、まったく勝てないということもない。

 

発想がユニークだ。弱い学校が勝つためには、守備をきたえて少ない点を守り勝つという印象があるが、それは練習量がないとだめなのだそうだ。

練習量を少なくて勝つためには、守備は最低限、正面に飛んだものをアウトにできればいいという考えにし、打ち勝つ野球を目指す。それで、実際、1,2試合は勝ち進めるのだそうである。

 

本の後半は生徒へのインタビューが中心でいまいち面白くない。