日本の古代史 飛鳥の謎を旅する

日本の古代史 飛鳥の謎を旅する (別冊宝島 2384)

前半は飛鳥時代の歴史の説明。後半は飛鳥の歴史に関する観光ガイド。今度奈良県に旅行に行こうっと。

 

前書きの関裕二という学者の説が面白い。

天智天皇が亡くなったあとに壬申の乱が起こり、弟の天武天皇が即位、その後その妻の持統天皇が即位する。日本書紀では天武と持統が仲が良かったと書かれているが、この学者の方の説によれば、二人は実は仮面夫婦持統天皇は天智の娘でもある。

なぜならば持統天皇藤原不比等を抜擢した。そして、不比等天智天皇と一緒に蘇我蝦夷・入鹿を殺した藤原鎌足の子供である。逆に天武天皇壬申の乱を勝ったのは蘇我一族の力添えがあったからだ。つまり、天智と藤原氏持統天皇が仲間、天武天皇蘇我氏が仲間とこうなる。

 

諸説あるだろうから、今度奈良を観光に行ってみよう。