気ままな将来予測 (2017年版)

これからの10年を適当に考えました。


・労働
AIがどれほどの影響を与えるのかが分かりません。
しかし、今のところ単純作業よりも高度な知的分野に侵食していくという感触があります。
特に日本では業界分野の抵抗もあるため、10年では知的分野の職業をおびやかすまではいかないのではないか。
そのため低所得の労働者は人手不足の恩恵を受けてちょっとだけ生活レベルが向上するのではないかと考えます。


・日本
日本は衰退すると言われていますが、10年後にはそれがはっきりと目に見える形で現れはじめます。
具体的には物価高です。
生活保護者の生活レベルはこれ以上落とせず、かといって上層部に課税すると国外に逃げてしまうので割をくうのは中流階級でしょう。
娯楽についてはパチンコやスマホ課金といったところに国の規制がかからなければそれらに金が流れつづけ必然的に雑誌や本やアニメといったところに金が流れず商業的には先細りする一方でしょう。クリエイターはyoutuberのように個人で発信する以外に方法はありません。小説も音楽もアニメもゲームも製作者が個人で製作し投稿するという流れが強まり、これまでの出版社の編集やレコード会社は存在自体が危ぶまれます。編集のようなことは望まれず、単に出資金を集め大手流通に商品を載せるというだけの役割に特化した会社が必要になるでしょう。
サービス業や単純労働者については、これまでフィリピンや中国の労働者が働き口を求め日本に働きに来ていました。逆に日本から国外に労働しにいく労働者が現れ始めますが、まだまだ主流にはなりえないでしょう。日本の若者が海外のサービス業に従事したときに日本が本当に経済的に没落したときですね。
風俗については、今のところ顧客に外国人を見かけません。少子化のため風俗嬢は減少するため風俗嬢が最後の砦です。ここが海外に流出するともういよいよ日本で就職することはイコール下流を意味します。


現在40歳前後の人が10年後に50歳前後になる。この世代の親は80前後になります。
氷河期世代と言われるこの世代ですが、親が年金をたくさん受け取っている場合、親が死ねば遺産を受け取って問題解決となる場合があります。
けっこうな割合でそうなるのではないかと思っています。
当然、残りの人は生活保護を受けます。若年者で生活保護を受ける人はきっと増えるでしょう。
これまで氷河期と言われた世代ですが、親の遺産で生活できたり、残りの20年くらいの人生を生活保護で生きられたりすると考えれば悪くはない世代といえます。この後、どれだけ日本の生活保護精度が維持できるかどうかが分かりません。


・男女
結婚、子育てについては、これまで以上に両極化するのではないかと考えます。
キャリアを持った女性が自分以上のキャリアを持った男性と結婚をする。
逆に低所得の男女も本能のままあるいは生活を維持するため結婚をする。
子供を産むと生活がおびやかされる中流男性・女性は結婚に踏み切れません。
この階層が一番、他国のライフスタイルの影響を受けることになるのではないかと思います。


と酔ったままつらつら書いてみましたが、これまでの10年以上にこの10年は動きが激しくなるでしょう。覚えていれば5年後にこの予測を見直してみたいと思います。