第32回。一番人気はダイコーター。どうしてもダービーで優勝したいという炭鉱主がオーナーに話をもちかけレース直前に買い取った。値段は優勝賞金の3倍。買い手、売り手ともに週刊誌などでたたかれたらしい。
そこで買ったキーストンは後にレースで骨折するが、その際落馬した騎手によりそった美談がある。
第36回。ダイシンボルガード。その厩務員がレース中のコースに乱入。
第39回。ロングエース、ランドプリンス、タイテエムの三強。今でも普通に三強というと、この三頭をさすのだとか。
第40回。ハイセイコー。地方競馬で勝ち、その後中央でも活躍。幼稚園児でも知ってた。マガジンの表紙にもなった。一般に競馬が浸透したのはハイセイコーの功績。
ただし、このレースで勝ったのはタケホープ。
第42回。カブラヤオー。自殺的ハイペースと呼ばれたスタート直後からのスパートが印象的だ。
第43回。トウショウボーイとテンポイントのライバル対決。後のグリーングラスとあわせTTGと呼ばれる。もっともこういうライバル対決のときに勝つのは別の馬だ。
第46回。カツラノハイセイコ。ハイセイコーの仔。父の無念を晴らす優勝。
第50回。ミスターシービー。史上3頭目の中央競馬クラシック三冠馬。最後尾からトップまで行く勝ち方は確かにファンは多そうだ。
第51回。シンボリルドルフ。こちらも三冠馬。後の三冠馬対決ではシンボリルドルフのほうが圧倒的に強く、その時代見てたシービーファンからすると朝青龍的なにくたらしさを感じた人もいるようだ。
第54回。メリーナイス。映画「優駿」では実際のダービーの映像を使う予定で、ラストシーンのレースを撮ってから前のシーンを撮っていくはずだった。本命は人気が高く製作陣もこの馬が勝つと思ってカメラを回したのに勝ったのは別の馬で全然カメラに収められていなかった。さらに勝ったメリーナイスは四白流星という特徴的なものだったため子供時代とかを撮るのに苦労した。
第56回。ウィナーズサークル。葦毛の馬。白い葦毛はダービーでは勝てないといわれていた。もともと軍馬時代から目立つという理由で敬遠されていたようだ。
○問題
懐かしのアイドルホース・ハイセイコーがデビューした競馬場は「○○競馬場」?
→おおい
父チャイナロック、母ハイユウ
大井競馬から中央に参戦
ライバルはタケホープ
1973年に皐月賞制覇
→ハイセイコー
1973年のダービーで、圧倒的人気のハイセイコーを破った競走馬
→タケホープ
元ジョッキーの増沢末夫が歌った1976年1月のヒット曲は『 ○○○ハイセイコー』?○を答えなさい
→さらば
その3ヵ月後に発表された続編ともいえる
曲のタイトルは『ハイセイコーよ○○かい』?
→げんき
3年後に発売されたハイセイコーの仔を応援する歌は『○○○○カツラノハイセイコ』?○を答えなさい
→いななけ
菅原泰夫の騎乗により1975年に皐月賞、ダービーの二冠を制した競走馬は?
→カブラヤオー
トウショウボーイ、テンポイントとともに「TTG」と呼ばれた競走馬は○○○○○○○?
→グリーングラス
次の競走馬を、三冠を達成した順に選びなさい
セントライト→シンザン→タケホープ→ミスターシービー→シンボリルドルフ
→トウカイテイオー→ナリタブライアン
次の中央競馬で三冠馬となった競走馬と三冠達成時に騎乗していた騎手のただしい組み合わせを選びなさい。
シンボリルドルフ − 岡部幸雄
ミスターシービー − 吉永正人
セントライト − 小西喜蔵
次の1980年代に日本ダービーを制した競走馬と、その時に騎乗していたジョッキーの正しい組み合わせを選びなさい
オペックホース−郷原洋行
バンブーアトラス−岩元市三
ダイナガリバー−増沢末夫
サクラチヨノオー−小島太