聖書の謎を追え 第4話 「失われたアーク」を求めて

失われたアークというとインディ・ジョーンズだが、旧約聖書にあるモーセ十戒をいれた箱である。ただし、聖書でもバビロニアイスラエルを征服していた時代を最後に記載が終わっており、その後どうなったのかは聖書でもわからない。
まず実在したかどうかだが、形や素材などが詳細に記されていることを根拠に実在したと考える人もいる。ただし、聖書の記載ではアークは恐ろしい力を秘めており、触っただけで燃え尽きてしまったりするのだ。これも現代人が無理やり解釈し放射能だの静電気による発火だのと考える人もいるようだが、どうも飛躍なようだ。


仮に今も実在したとすると、どこにあるのかというのが謎である。


神々の指紋」の作者のグラハム・ハンコックエチオピアにあると考えている。アークがあると信じて祭ってある建物があるそうだ。さらには、それを守っている人は5年で死んでいるとか。


他の説ではテンプル騎士団の話が面白い。十字軍がエルサレムを制圧した時代、キリスト教徒を守るという名分でイギリスから使われたテンプル騎士団は、あたりを掘り返して宝を探し出しイギリスへ持ち帰った。その中にアークも混ざっていて、協会とかにアークの場所が記された暗号が残っているとかいう、まあこれはトンデモ説でしょうが。


イスラエルを征服したソロモン宮殿の地下に隠されているというのが、ありふれた解釈だ。現イスラエルイスラム教の岩のドームが建っている場所だ。そしてイスラム教はあたりの発掘を認めていない。


最後のほうに出たイスラエルの人は、救世主が現れる準備をしており建物なども建築する準備は出来ているとか。彼はアークはイスラム教の岩のモスクの下に眠っていると考えており、イスラエル政府がモスクを片付けてメッカへ送り返すことを望んでいるとのことだ。
世界が滅ぶ要素はたくさんある。もう世界の将来はダメですね。