堀江貴文「人生論」

堀江貴文 人生論
私が見たのはDVDのほう。どうやらレンタル専用で販売はされていないようだ。
ほりえもんが一人で50分近く色々語るのだが、インタビュアーがアドリブのつっこみをしないようなので、どうも食い足りない。語る内容が大方想定の範囲内なのだ。対談で語らせたほうがよさそうな感じがする。


内容のほうは、伝統的な芸能は、伝統という部分においてのみ価値があるとか、雑誌や新聞のネット時代のありかたとか。最後に仕事の仕方について語っていたのが記憶に残っている。


これからはテクノロジーの発展によって、衣食住については不足することはなくなる。そうなると働き方や労働観というのも変わってきて、食べて行くために嫌なことを我慢して働くということではなく、好きだから働くということになるだろう、という感じのもの。


これは別に堀江氏特有の考えというわけではなく、かなり昔から言われているように思うのだが、テクノロジーの発展とは裏腹に衣食住もままならない人は増え続け、そして少なくとも日本での労働観は変わらないままだ。
まったくもって将来予測はあてにならないものだ。