AKBのじゃんけん大会。
AKBといえば秋元である。秋元といっても黒幕の太った人ではなく、秋元才加というメンバーで日本とフィリピンのハーフの人だ。


こういっちゃなんだが、正直アイドルになれるルックスではないように思う。もっともAKBとかのメンバーの半分以上は彼女レベルのルックスだ。しかし、彼女が総選挙で20位くらいとれるのが不思議でならない。思うに票がいくつ入ったなんてのは、いくらだって運営が操作できるんだから、裏では「カイジ」や「ライアーゲーム」みたいなメンバーの体と得票数を取引するゲームが行われているのではないかと、勝手な推測さえしてしまう。


それはともかく、秋元といえば広井王子との密会であろう。2010年、週刊文春に秋元の自宅に広井王子がお泊りしたと報道された。広井王子自身も、セックスしたことは認めていないものの泊まったこと自体は認めている。こういう、いわゆる枕営業というやつだが、芸能界にはいくつかはあるのだろうと頭の中では思っていても、実際に報道されたときは、ちょっとした衝撃を受けた。


しかも、相手が広井王子である。アイドルに詳しくない私は、広井王子とAKBにかかわりがあるなんて全く知らなかった。私にとって広井王子とは、ゲームを作ってるおっさんである。そんなおとなしそうな仮面をかぶって、実はアイドルとやりまくってるなんて。勝手な思い込みを勝手に裏切られた気分になった。


そして私はアニメやゲームにも詳しくない。だから、このスキャンダルが発覚したときに真っ先に思ったのは、「これは横山智佐もやられたな」である。たぶん私だけでなく、多くの人はそう思っただろう。彼女も被害者だ。しかし、一番の被害者は横山智佐の夫かもしれない。事件発覚の1年前に彼女は結婚したのだ。結婚して1年で、妻が枕営業していたと周りから思われるというのは夫としては耐え難いだろう。もっとも私が知らないだけで、アニメ業界からは前から疑惑はあったようではあるが。


夢を売る職業や善意を売り物にしてる人に幻想を壊されるというのは、考えてみれば今までもいくつもあったものだ。たとえばプロレスがいんちきだということ。相撲にも八百長があったということ。24時間テレビ。アグネス。人はこうして大人になっていくのね。


ひとつ賢くなった私は、以降AKBに何があっても驚かなくなった。と言いたいところだが、指原某のときにもやっぱり衝撃を受けてしまったのである。おとなしそうなブス顔のくせに中学生卒業してすぐにセックスしやがって。しかも、その後もぬけぬけと清純派をきどってやがって。さらに、それが報道された後もテレビに出続けやがって!


やはり人は学習しないのかもしれない。