南野陽子

1980年代半ばに活躍したアイドル。ドラマのスケバン刑事が有名だが、それは実は見たことがない。いずれ見てみるとして、今回は彼女の曲を語ってみよう。
彼女の一番売れた曲は「はいからさんが通る」「吐息でネット」といったところだろうか。個人的にはそれよりも、初期の頃のちょっと暗めの愁いを帯びた曲のほうが好きだ。


悲しみモニュメント

曲紹介をする早口の黒柳さん。歌を邪魔していると思っている人が多かったのだろう、このスタイルは消滅した。
アイドルが失恋ソングを歌う。それがいい。


楽園のDoor

ちょっと変わった世界観の歌。
主人公は楽園にいるというから天使か、あるいは一般人の生活を知らないお嬢様ということなのだろう。
人に恋をして、苦しみの多い地上で生活をすることを選ぶというもの。
恋の歌というと個人の感情ばかりを歌うのが目立つが、こういう歌も面白い。


パンドラの恋人


当時から歌はうまくないといわれていたが、昔のアイドルは歌が下手な人がいくらでもいた。彼女くらいの歌唱力の歌手は決して珍しいことではなかった。
それでも何か惹きつける不思議な魅力がある。
今は歌が下手なアイドルというのをとんと見かけなくなってしまって、それはそれで悲しいことである。


秋からも、そばにいて

ベストテンでの歌詞忘れ。