■

清水市代×あからの対局はテレビでも話題にされたようだ。

事前に想定していた清水さんの作戦は分からないが、これまでのところコンピュータは序盤と終盤が強いと言われている。だから、できるだけ中盤を長引かせるのが良いのだ。それなのに、かなり一直線の攻め合いで中盤が短い戦いになってしまった。粘ろうにも変化の少ない形にしてしまったのは誤算だったのだろう。

あからのほうはやっぱり強いという印象。
しかし、私などはフリーソフトにも負ける棋力なので、それらとの違いがはっきりとはわからない。
１段目に金を打ったりするところは、やっぱりコンピュータなのだなという手。しかし、そういった手が実はプロを超える良い手なのかもしれない。リードを奪った後のコンピュータの手は、かなり確実だと思われる。
んー、これからいつプロを超えるか名人を超えるかというのが注目なのかもしれないが、私はあんまり興味がない。ここまでくれば、コンピュータが人間を超えるのは当たり前だろうと思う。