キャッスルクエスト

キャッスルクエスト
1990年 ハドソン ファミリーコンピュータ
10年以上前にやったときは最終面がクリアできなかった。今回やってみてもやっぱり最終面はつらかった。目押しが下手なのが原因か。
ルールは軍人将棋みたいに交互に1手ずつ動かすのだが戦闘にはルーレットを使う。あと攻撃や回復の魔法を使えるキャラもいる。
キャラの設定もなかなかに面白いのだが、全部のキャラで差別化ができているともいいがたく、ちょっと印象に残らないキャラも多い。
バランスも悪いのが難点。デーモンが逃げて攻撃魔法というのが強すぎる。
キャラの総評を。
・キング
王様。この人が倒されると負け。まあまあ強いが踏み込まれると弱いので、単騎で攻めてきた敵には思い切ってこちらから攻撃だ。
・クイーン
回復魔法が使えると同時に高い機動力を持つ。トランプがよくても攻撃力が低いので、こちらから攻めに行くのはかなり限定された状況になるだろう。
・せんし
クラスチェンジ前は逃げられない気の毒な人。平均的な強さといったところ。ゲーム内のマニュアルでは踏み込めば強いとあるが、それでもトランプが悪いので信用できない。
・そうりょ
回復魔法はあまり使うことはない。ななめに動けないのでちょっと使いにくいのだ。彼の真骨頂は近づいてタイト(相手の魔法力を吸い取る)そしてクラスチェンジ、相手に攻められたら逃げて、次の攻撃でシゼスカ(即死)これがボスにも効いてしまうのがすごい。マップによっては、この戦法を軸に戦うことになる。
・魔法使い
当然直接攻撃では最弱。それはいいとして、移動が斜めにしかできないのが使いにくい。しかし魔法は強力なのでやっぱり使うことになる。
カラテカ
ヒットポイントが低いので魔法には弱いということになっているが。しかし防御が7といっても攻撃が2発あたるとやられるので、直接攻撃でも攻め込まれると負けてしまうことも多いのだ。頭がカラってか?
・がいこつ
魔法も使えて攻撃もそこそこ。とうぜん、攻撃専門のユニット相手には分が悪い。援護ユニットとして考えればいい。
・くも
あんまり印象にない。ルーレットは最高だし攻撃力も高いので、攻撃専門と考えれば良いだろうが、移動が桂馬飛びの動きなので使いにくいのだ。ちなみにルンペンからブルジョワに出世するというのが、なんかすごい。
・オーク
攻撃力はあるので、こちらから攻撃すれば、まあまあ。
・鳥
あんまり出番はないが、まあまあといった感じか。
・キメラ
斜めにしか動けないし攻撃力も低い。魔法も弱いからなんか全てで中途半端。
・ミイラ
これもあんまり印象に残らない。
・巨人
防御は悪いが、その分ヒットポイントが高い。トランプは悪いが攻撃力は高いうえにジョーカー持ち。かなり安定して戦える。
・デーモン
魔法が使える上に移動力が良すぎる。これで逃げ回って魔法を使うというのが定石。普通に戦ってもつよい。
・ドラゴン
なんといってもブレスが強烈。これであたりを焼き尽くすと気持ちいいですね。
・ピエロ
魔法防御が強い。あまり出番なし。