カノッサの屈辱 #7 近世ハンバーガー革命史

マクドナルドとかロッテリアモスバーガーなど企業名をそのまま出してるってのが今見ると新鮮だ。いつのまにテレビ局はスポンサーの顔色ばかり窺うようになったのだろう。この頃は、テレビ局も他の大企業もちょっとしたことではびくともしないような時代だったのだ。


番組では、料金のことを詳しく触れられていなかったがハンバーガーは昔は今よりも高かったというイメージがある。もっとも私がマクドナルドを初めて食べたのは1990年半ばくらいだったと思うのだが、その頃の値段がいくらだったのかはっきり思い出せない。調べてみると一番高い頃で210円か?それは今よりは高いがむしろ今が安すぎるという感じでそれほど高くもないな。ま、私の経済感覚のほうも変わってるきているのだ。
モスバーガーは地方進出を積極的に行っていたとあるが、確かに1980年頃に私の家の地方にモスバーガーはあった。ちなみに今でも営業してる。


あらかじめ作りおきする演繹法、注文を受けてから作る帰納法というのはなかなかにうまい。


1980年代中ごろにコンビニが急成長するのだが、コンビニのおにぎりにハンバーガー屋のシェア奪われる→モスのライスバーガー開発やマクドナルドのサンキューセットという流れが面白いと思った。しかしライスバーガーでおにぎりに対抗できたのだろうか。


豆知識
・テリヤキバーガーはモスバーガーが最初に販売。
マクドナルドのナゲットはケンタッキーのバーガー商品に対抗して作られた。ナゲットとフィレオフィッシュを同じフライヤーで調理できるのがポイントだとか。番組では触れられていないがチキンタツタがメニューから外れているのは、それ専用のフライヤーを導入しなければならないからだとかいうのをどこかで見たことがある。