千代大海のこった日記 後夜祭

恥と思え!横審が“ダメ大関”に物言い

日本相撲協会横綱審議委員会に出席した(左から)内館牧子委員、鶴田卓彦委員長ら
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 場所後恒例の横綱審議委員会が25日、東京・両国国技館で行われ、夏場所で初優勝した日馬富士そっちのけで“ダメ大関”に関する議論が交わされた。春場所後の会合でも2勝に終わった千代大海に厳しい意見が寄せられたが、今回は夏場所で8勝止まりだった千代大海琴光喜魁皇がやり玉にあがった。

 内館委員によると、千代大海には「カド番13回を恥と思わないか」と厳しい意見が噴出。「5、6回で線を引いて、それ以上なら(現役を)辞めてもらってもいいのでは」とあらためて、カド番に制限を設ける意見もあった。これに対し協会側は「カド番13回を守ることは大切なこと。故障を抱えながらやっていることもある」と擁護。同委員会は大関に対して勧告などの制裁を下せないこともあり「大関の3人が8勝7敗だったことは厳しく当たってほしい」と協会に念を押した。

 また、夏場所2日前にモンゴル人力士らがゴルフコンペを開催したことついて、内館委員は「とんでもない話。一般のファンから、適当にやっていると思われてしまう。緊張感がなさすぎ」と批判した。 【