山口瞳「男性自身」傑作選 中年篇 (新潮文庫)

山口瞳「男性自身」傑作選 中年篇 (新潮文庫)
山口瞳が死んでから何年かたっているが、急速に忘れられている存在になっているような気がする。この人の名前を知ったのは、いつだったろう。誰かのエッセイか何かで紹介されていたのだろう。名前だけは、ずっと記憶に残ってはいたのだがサラリーマン向けといった感じがしたので読む気にはなれずにいた。
このたび読んでみたものの特に面白いと感じられた部分はなかった。ネット時代の宿命だろうか、こういったコラムやエッセイの価値は急速に落ちているように思う。