NHKスペシャル 映像の世紀 第2集 大量殺戮の完成

NHKスペシャル 映像の世紀 第2集 大量殺戮の完成 [DVD]
第一次世界大戦での記録が残っていた映像について。

戦争中の数年で、戦い方がここまで変わるとは。
・大砲を撃った後、多人数を武器に闇雲な突撃という先方が主流→機関銃が発明される→塹壕を掘って消耗戦→戦車の登場
ほか、戦争の必要にによって多数の技術が開発される。腕時計もそうだとは知らなかった。
「独裁者」でヒトラーのパロディをやったチャップリンは今では反戦主義者のような扱いを受けるのだが、この映像ではアメリカの国債を買うようアジテーションしてたりするので、「独裁者」が単にドイツを悪人とするプロパガンダ映画のようにも見えてしまう。イギリスから移住して、多額のギャラをもらってアメリカ映画に出てるわけだからアメリカを悪く言うわけにはいかないという背景はあるのだろうが。
生々しい映像もいくつかあった。積み上げられた死体や毒ガスで失明した兵士、顔に傷を負った兵士が目立たないようなマスクを作っているところなど。