紅白

しかし演歌界の力関係はよくわからん。なぜ、山本譲二吉幾三は落選し続けるのか。なぜ堀内孝雄布施明は当選なのか。


えっ、今年も出ないの?――こう思った人も多いだろう。
ベテラン歌手・山本譲二(56)が今年のNHK「紅白歌合戦」の選に漏れた。昨年に続いて2年連続の落選。
その裏には同じ北島音楽事務所の後輩歌手・北山たけし(32)の存在があるといわれる。

音楽プロデューサーが解説する。

「昨年もそうでしたが、今年も山本に代わって北山が紅白に出るんです。
この数年、師匠の北島三郎は北山を可愛がって、売り出しにしゃかりきになっている。
当然ながら山本としては面白くない。そんな感情的なすれ違いが今回の落選につながったと考えていい」

今年10月、北島は70歳の誕生日と芸道45周年を記念するパーティーを開いた。

そのあいさつの席で北島の口から「山本を来年からのれん分けすることに決めた」という“爆弾発言”が飛び出し、
「北島が独立を命じた」と話題になった。

「“独立命令”は来年、事務所社長になる長男・龍さん(43)のことを考えての北島の戦略とみられています。
龍さんにとって山本は芸能界の大先輩だから、何かとやりにくい。それに比べて北山は年下だから、
自分の思いどおりに動かせるうえに、北山をスターにしたら新社長として大きな実績になる。
所属歌手の小金沢昇司原田悠里なども龍さんについていくはずです」(前出の音楽プロデューサー)

来年1月から北島ファミリーを出て独力で生きていく山本。心機一転、頑張って欲しい。

【2006年12月5日掲載】2006年12月08日10時00分 ゲンダイネット
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2827526/detail