だめ連宣言!

だめ連宣言!
だめ連が書いた、たぶん2冊目の本。だめ連が本を出したのは1999年で、この頃はまだニートという言葉は使われていなかった。ニートだの下流社会だのの出発点になったのがだめ連なのではないかな。前作のだめ!がでたころは僕は学生だった。自分の将来を見せられたようで随分不安になったような気がする。
1冊目で反響があったのだろう、この本では仕事だの恋愛だのについて色々なダメな人々が、3,4ページずつ自分や社会について語るのだが、あまり面白くなかった。素人が書いた小難しい批評的な本なんて読みたくないよ。だめ連には、だめな人間がどうやって生計を維持していくかという実用的な本を書いてくれることを期待してたのに。