男と女の脳の違いを論じた本。脳の構造について科学的な実験などをしたわけではないため、悪く言えば著者の思い込みが延々と続く。ただ、男と女で考え方が違うというのは、経験的に多くの人がわかっており、読んだ人が納得できればそれで良いのかもしれない。後半は、女性の恋愛や結婚について。成功するかどうかは父親の愛情の注ぎ方によって決まるとか。父親に冷たくされた娘は、それを愛情と思おうとするため、愛情の薄い男と恋をしてしまうんだそうな。
私が、この本を買ったのは内容に興味があったことはもちろん、作者の岩月謙司が２００４年１２月７日準強制わいせつの容疑で逮捕されてしまったからなのだ。この本に書いてあったこと。女性の好意は０か１００かで間はない。自分の基準に達しなかった男への好意は０でなり、そんな男から言い寄られても女は迷惑としか感じないetc。自分で書いたことを肝に銘じておけば、こんなことにはならなかったはずなのに・・・。
