作者：福本伸行 掲載誌：近代麻雀ゴールド 発表期間：1989年 - 2002年 著者の出世作。序盤は絵がこなれてないし、ストーリーのほうもちょっと毛色が違ってる感じ。これを描いてるうちに福本流の面白さが開発されていった印象である。 ストーリーのほうは、主…

著者：小林立 掲載誌：ヤングガンガン 連載期間：2006年〜 アニメの１シーズン見たけど、原作を忠実にアニメにしているようだ。そうなると、動いて声があるアニメのほうがいいな。 麻雀描写は雑というか理論付けは少ない。もっとも他の漫画だってつきつめれ…

著者：アカギ 掲載誌：近代麻雀 発表期間：1992年4月号〜 アカギ。名前はきいていたのだが、このたび読んでみました。 いや、序盤はよかったね。戦術的にはおかしなところはあるのだが、それをおぎなう演出力である。 いまだ連載はつづいていて、鷲巣との戦…

原作：来賀友志 作画：嶺岸信明 掲載誌：週刊漫画ゴラク 発表期間：1999年5月 - 連載中 80巻くらいまで続いている漫画。 序盤を見た限りでは、麻雀好きだった学生が中退してプロの道に進みますよってな感じの話。その際、裏の暴力団とかそんなのが絡むといっ…

著者：志名坂高次 掲載誌：ヤングチャンピオン こちらはキャラが超人的な能力な引きと読みと精神力を持っているという点では麻雀物に少年漫画のバトルものが加わった感じ。 それに加えて、麻薬をやったり人身売買があったり負けると体を切られたり死んだりと…

著者：大和田秀樹 掲載誌：近代麻雀オリジナル、近代麻雀 連載期間：2006年〜 小泉ジュンイチローが麻雀で日本を救う話。 風刺といっても民主党やブッシュや金を小ばかにするだけで、特に深いものがあるわけではない。 超人的な能力を発揮するという話の展開…

原案：さいふうめい 作画：星野泰視 掲載誌：週刊少年マガジン 発表期間：1997年7月30日 - 2005年1月7・12日 阿佐田哲也の麻雀放浪記が原案だそうだ。そちらの小説は1巻だけパラパラと読んだだけであまり覚えていない。 で、漫画のほうは積み込みとか裏テク…

著者：岩館真理子 少女たちの話。 数年前少女が死んだが死体は見つかっていない。真相はというもの。少女たちのからみが主眼ですね。雰囲気は出ているが、真相がちょっとはっきりしなすぎなのはすかん。

原作：福本伸行 作画：かわぐちかいじ こちらは子供の遺体が見つかって時効間際に操作をするというもの。まあ、いろいろありえない話の展開ですが、まあ推理物なんてけっこうそんなものだ。こちらはかわぐちさんの絵でよかった感じがする。

原作：福本伸行 作画：かわぐちかいじ 福本伸行の話をかわぐちかいじの絵で作るというのはなかなかに面白い試みと思う。たとえば、カイジだって少し真人間に見えてきそうじゃないか。 内容は、密室劇というやつですか。殺人の告白をしたため、雪山で救助を待…

原作・綾辻行人 作画・佐々木倫子 原作も作画もとても有名な人。でも、これで面白いものになるのかと皆疑問に思ったことでしょう。 読んだところ、つまらなくはないが個々人単体の持ち味が発揮されたものとは言いにくいものができあがってしまったといのが感…

作者：里中満智子 転生もの。前世から結ばれる男女がエジプトに生まれ、そしてその後日本、ドイツと転生を繰り返す。 まあ、恋愛について、これは前世から約束されていたと考えたがるのは若者の思いとして分かりますが、最後の未来編では国家から検査によっ…

著者：石黒正数 それでも街はまわってるとか書いてる人の短編集。 ＳＦっぽい話もあってなんか不思議な雰囲気の話。

原作：天樹征丸 作画：さとうふみや 掲載誌：週刊少年マガジン 発表号：2001年25号（6月6日号） -2005年34号（8月3日号） 推理漫画ブームは金田一少年がきっかけらしい。こちらは、同じ原作者と作画のコンビ。原作者のほう名前を変えているもののリモートと…

作者：加藤元浩 掲載誌：マガジンGREAT、マガジンイーノ、月刊少年マガジン＋ 発表号：1997年7月号 - 2014年08号 著者は推理者のまんがを色々書いているようである。全50巻のこれも、後に新シリーズが出てるそうで長すぎだ。最初と最後のほうだけ読んだ。そ…

原作：天樹征丸 画：こしばてつや 掲載誌：週刊ヤングマガジン 原作の天樹さんは金田一少年の原作の人。他の名前でいろいろ原作を書いているようだ。 最初の頃の話は本格ミステリというよりもサスペンス。謎解きやトリックではなくて話の展開で見せていく感…

作画：小畑健 原作：写楽麿 掲載誌：週刊少年ジャンプ 連載期間：1995年23号 - 1996年1号 マガジンで金田一が受けたため他誌でも本格推理漫画を作ろうってことになったようだ。サンデーはコナンが本家以上に売れたがジャンプでは4作ほど次々連載されたがどれ…

作者：石渡治 掲載誌：週刊ヤングサンデー 発表期間：2006年 - 2008年 こちらは競輪もの。絵はあまりうまくはないようだが競輪が舞台なんだからこれくらい無骨な絵柄のほうがいいのだろう。話のほうは、もっとギスギスした人間関係を前面に押し出すのかと思…

作者：大谷アキラ 監修：栗村修 掲載誌：週刊少年サンデー→クラブサンデー 発表期間：2009年から2011年 こちらはサンデーで連載されたもので、自転車好きの少年がツールで勝とうとか思ったものの、８巻で打ち切りに成ってしまったもの。 ナンパな人が主人公…

著者：三宅大志 掲載雑誌：Comic REX 連載期間：2012年〜 今度アニメ化するって。女子高生たちの自転車漫画。 こちらも薀蓄がつまった漫画。前の「のりりん」にもかかれて居なかったブルベとかがのってるのはよかった。 肝心のキャラのほうはどうかというと…

著者：鬼頭莫宏 掲載雑誌：イブニング 連載期間：2009年から2015年 著者はなるたるとか殺伐としたＳＦを描いてる人。自転車が趣味とは思わなかった。こちらは自転車の薀蓄漫画、情報漫画といったもの。自転車の型とか歴史とかアマチュアレースとか色々ために…

作者：曽田正人 掲載雑誌：週刊少年チャンピオン 連載期間：1992年から1995年まで 著者はめ組の大吾とかの人。絵は古臭さを感じるね。 高校生の自転車レース。ちょっと脇役にも魅力が欠けるかな。熱い展開はバトルものみたいだ。もうちょっと薀蓄があっても…

作者：安田剛士 掲載雑誌：週刊少年マガジン 連載期間：2005年から2008年 マガジンらしいおしゃれな絵柄。でもレースになるとごちゃごちゃとして見づらく、キャラの違いも分かりにくくなる。 ストーリーのほうも、ヤンキーがでたり恋愛がからんだりとマガジ…

著者：黒田硫黄 発表年：2000年から2002年 茄子の原作。これは短編集でどの話にも茄子が出てくる。いくつか登場人物はかぶっているが、全て繋がっているわけではない。 個人的には自転車の話よりもおっさん関係のほうがよかったね。みんな社会不適応者だね。…

著者：山岸凉子 表題作はエジプトの神の話。他、女性ファラオが主人公のハトシェプストという短編などが収録されている。 歴史に忠実というのでなく、独自の解釈で新しい世界を描いたという感じの作品。ツタンカーメンはドキュメンタリー風だったけど、こち…

著者：里中満智子 ツタンカーメンの娘の話。こちらは歴史に忠実系。 当時の風俗や生活様式を取り入れながら、母のネフェルティティとの確執からアトン信仰の破棄まで歴史のつぼはおさえた感じ。 若いツタンカーメンと妻が成長していきつつも周囲に翻弄される…

著者：山岸涼子 ツタンカーメンが生きてた頃の時代ではなく、1920年ごろにやった墓の発掘のほう。ハワード・カーターやカーナボン卿といった発掘後に呪いがどうとか言われた人たちだ。 いちおうファンタジー風の演出も一部あるが、基本的には事実を基にして…

著者：横山光輝 掲載誌：少女コミック 単行本についてる当時の広告には横山光輝が少女漫画に挑戦とか書いてある。三国志とかも書いてる横山さんの歴史物だが、こちらは完璧なフィクション。古代エジプトの女性が転生して現代によみがえりと、なんか前にも見…

著者：星野之宣 伝奇ものの第一人者星野さんの本。 転生する女性の話。 クレオパトラとサロメとパルミラの女王ゼノビアにキリストをからめるという力技だが読ませる。 サロメやゼノビアは何してる人か知らなかったけど興味がわいてきた。 話の展開上しかたな…

著者：青色イリコ 古代エジプトを舞台にしたギャグマンガ。んー、あまり印象に残らない。