世界史3 古代ギリシア 概論

ギリシアというとアテネ、スパルタといったポリスの成立である。
他のオリエント諸国と比べると大きな権力を持つ支配者を持たなかったのが特徴だ。その理由は、土地がやせていたため農業では果実やオリーブなど、小規模で雨水で栽培が可能なものが主となっていたこと、家畜も山がちな地形のため豚・牛ではなく山羊など小型獣だったことがあげられる。


もっともそれらポリスが現れたのは紀元前8世紀。それらの前の紀元前二千年頃のクレタ文明やミケーネ文明では巨大な宮殿や墓があるため、やはり他国と同様の大きな権力者がいたわけである。
なぜ、ギリシアでは大権力が現れなくなったのか。


で、そのため民主主義が表れた。世界で始めてのことだ。もっとも、このころの民主主義は限定的であり、一方では奴隷がたくさんいたわけであることも忘れてはならない。


戦争ではペルシアとのペルシア戦争、その中のマラトンの戦い、テルモピレーの戦いサラミスの海戦といったところが有名だ。映画を見よう。


それとギリシアといえば演劇と哲学です。ホメロス叙事詩ヘロドトストゥキディデスといったノンフィクションも読もう。


戦いが起こると、社会変化が起きるが、その際のキャラクターもそれぞれ魅力的だ。貧民を味方につけたペイシストラトス陶片追放を考えたクレイステネス、扇動者アルキビアデスなど。

石原裕次郎

男性アイドルを語る。第一回は誰にしよう。となるとふさわしいのはやはり石原裕次郎だ。アイドルというよりはスターというべきでしょうがね。ただし、歌って映画で私生活が話題になって、そして早死にしたというのはやはりアイドル(偶像)というにふさわしいではないか。


個人的な思い出としては『太陽にほえろ!』(1972年〜1986年)をうっすらと見た記憶があるくらいか。本ドラマは14年ほどもやっていたので、私が見たのは再放送でなければ最後のほうということになる。私は当時は歌にはまったく興味がなかったので歌のほうは全然記憶にない。
そして1987年に亡くなったときのこともほとんど記憶にない。当時はニュースにも興味がなかったのである。



石原裕次郎については亡くなった後の特集や、その後に石原軍団がボランティアなどをやるのをワイドショーで見るなどして知っていった。逆にこの頃からは神格化されすぎて、あまり作品そのものがまっとうに論じられることもなくなっているような気もする。
歌というとやっぱりおいらはドラマーですね。時代は感じさせますが、これを当時でもやれたのは裕次郎だけでしょう。牧村旬子とのデュエット『銀座の恋の物語』、壮年期になってからの『ブランデー・グラス』とかが代表曲。そういえば、最近テレビの歌番組などでもデュエットってやりませんね。カラオケが下火になって、特に会社の飲み会で上司と部下とのデュエットがセクハラのおそれになることがあってデュエットは見向きもされなくなってしまったということだろう。
それはともかく他にもカバーアルバムをたくさん出してることに驚いた。なんとなく他の人の歌なんて歌わないイメージがあったが、女性歌手の歌をカバーしてるところを見ると逆にカラオケ的なのりが好きだった人なのかもしれない。