原題:The Big Chill
監督:ローレンス・カスダン
公開:1983年
1960年代、学生時代に反戦運動をしていた男女が一人の自殺を契機に再会するという話。
当時の学生運動を80年代に総括するとこうなるのかという点では興味深い。1人を除いて経済的に成功していて、再会しても考えることは色恋沙汰なのである。
このあたりは日本とも共通していそうだ。というか、アメリカ文化を模倣しているのだから日本が当時そうなるのも当然だろう。
役者のなかでは、黒髪のメグ・ティリーの存在感がダントツであったけど、あまりストーリーのなかでは魅力を発揮しきれてなかったような気がする。
舞台はサウスカロライナ州。
米の産地らしいが、舞台が別荘の中で終始して、買い出しに行ったスーパーマーケットなどの描写もないので州のことはよくわからず。