今日は病院に行ってきた。

 

先々週の土曜日に行った歯科で歯性上顎洞炎と言われた。

抜歯が必要だという。治療費70万円。さらに親知らずを抜くので20万ほどかかるが、一緒に治療すれば親知らずの分は70万円で一緒にするという。さらに、歯周病治療で100万円。170万円かかるのだ。

 

歯性上顎洞炎とは聞きなれない。家に帰ってから調べたが、上の歯は副鼻腔に近いので、虫歯や歯周病が奥までいくと副鼻腔が炎症するのだという。その医者がいうのは、私の副鼻腔は2割ほど膿で満たされているということだ。確かに鼻詰まりはしていたが昔からある慢性の鼻炎だと思っていた。

これが悪化して副鼻腔が膿で一杯になると目のほうにまでいってしまう。ネットで調べると視神経が圧迫されて失明したり脳にまでいってしまうこともあるそうだ。

 

私は中学生くらいのときにやった深い虫歯が1本ある。神経を取っているので長くは持たない歯だ。その歯が原因かと思っていたが、しかし、原因と指摘された歯はその1本手前だった。

 

170万円かかっても直してほうがいいと思っていたのだが、抜かずにすむならそのほうがいいと思い、今日別の病院で見てもらった。大きな病院なので、紹介状がないと余計にお金を取られるところである。

 

朝早くに受付したが、新規で紹介状がないということで後回しにされた。それでもいい。

事情を話したが、自費診療の値段が妥当かどうかはこちらでは判断できないという回答だった。もちろんそれはわかっている。治療が必要かどうかを教えてほしかった。失明したり脳まで言ったら困るのだ。そして、前の医者で診察を受けたときは鼻詰まりはあったが、今は右の鼻はつまっていない。

 

まず放射線科へ行って写真を撮ることになった。

それから診察までがこれまた長かった。午前中には終わって午後から職場に行けるだろうと思っていたが、そうはならず。

 

医師の診察。

 

そこでわかったのだが、今回撮ったのはレントゲンだけで。CTは撮っていない。んー、大病院なら念入りに診察してくれるかと思っていたがそうではなかった。ネットの記事では上顎洞炎の診断にはCTとあったので、やってくれると思っていたが。

 

ただ、レントゲンを見る限り、副鼻腔に膿はたまっていないとのことだった。鼻がつまるとか臭い鼻水が出るとか症状がない限り問題はないのではないかという診断で終了となった。

 

歯を抜かずに済んだのはよかった。先々週の歯医者のいうことを聞いていたら170万円払った上に抜歯になっていた。

その医者はパーフェクトペリオとかいうのを売りにしている医者である。最近コロナで話題になった次亜塩素酸水と同じものだろうか。ただ、次亜塩素酸水は安いがパーフェクトペリオはとても高い。かなりあやしい医者のようにも思えてきた。

 

ただ、確かに痰がたまりやすいのだ。鼻水がのどに流れてきてるような感覚はあるといけばある。ただ、もともとのどは悪かったような気もするのでこれもわからん。それに膿のくさいようなものは流れてないのだ。上顎洞炎にはなっているのかもしれない。ただ軽いものなのだろう。

ま、とりあえず、歯を抜くのはあと5年くらい、できれば10年は先延ばししたいものだ。