作者 こせきこうじ
出版社 集英社
掲載誌 週刊少年ジャンプ
レーベル ジャンプ・コミックス
発表号 1986年44号 - 1990年32号
巻数 全21巻
試合展開や絵の構図とか、そういった漫画の基本的なところは前からある水島御大やちばあきお作品から進歩はしてないね。
でも、山下たろーと辰巳のキャラだけでそこそこ面白くなってしまうのだ。
あと、さすらいの賭博師・須永もよかったね。
序盤では新開というキャラをストーリーテラーにしていて回想形式で語らせるところは、後のバキの手法にも通じる。ただ、この方法に限界を感じたのだろうか、こせきこうじさんはすぐに使わなくなってしまった。
恋愛とかドラマを語らせるのは苦手なようで、すぐに試合が続く。
同じような顔、同じような性格、同じような試合展開とあって、マンネリになってしまったが、そうはいっても山下たろーと辰巳は今見てもいいコンビだ。