常陸太田市である。
朝ごはんもおいしかったです。
いい風景である。
山の中にある静かな神社だ。この神社には72年に一度の祭りというのがある。
昨日行った大吊橋に行く道沿いに、慈久庵という蕎麦屋がある。店主は有名な人で本もだしているような人だ。食べログなどでの絶賛される一方、低い評価もある。なんでも時間がかかりすぎるとか。12時に入って料理が出てくるのが5時になったとかいう報告もあり、これは行ってみることにした。
私が店につくと、11時半開店のところ11時ちょうどくらいに中から店主が出てきて、店が開いた。
さて、入り口にはこのような案内が。手伝いの人がいるそうだ。そのぶん早く出てくればいいが、蕎麦の味が違ったりしたらいやだね。
さてテーブルが6卓くらいあって、私は最後のテーブルにつくことができた。これも幸運だ。
ただ、そこから時間がかかった。基本的にテーブルの端から順番に作っていくようなので、入店できたからといって安心はできないのである。
メニューである。
私は5品コース4,350円にした。
11時入店。11時57分になって、こんにゃくとそばがきが到着した。まあこんにゃくはこんにゃくである。そばがきはふわふわとした触感だ。
野草の天ぷら。ノビル、スカンポ、ギシギシ、ふきのとうとかだったはずだ。
ノビルなんて田んぼに生える雑草というイメージで、これを高い値段の料理の食材にするなんて、ほかには山岡士郎くらいだろう。
蕎麦である。12時10分ほどで、一品目の料理が出だせばあとは普通に料理が出てくるようだ。
そばのほうは、固さは昨日の夜食べた宿のほうが硬かったね。香りが特別いいかというとそういうわけではないが、奥歯で噛むと香りが広がった。ただ、私は通常そばをたべるときは奥歯でかんだりしないように思う。
変哲のない店でこの蕎麦が出てきたら、あっという間に食べ終わり特段うまいともまずいとも思わないような、そんな気がする。くせがない蕎麦だったとは思う。蕎麦は固すぎず柔らかすぎず。つゆも甘すぎず辛すぎず、主張がないのが主張というか自然な蕎麦ではないか。とりあえず、これをこの蕎麦の感想としておきたい。
蕎麦湯。そしてデザートの甘露茶梅。デザートはもう1品の柿のうんてろに興味があったのだが、コースだと選べないのが残念だ。
さて、コース料理。これで4350円は高いよね。これを高いと思わないくらい収入がある人もいるだろう。茨城の山奥でさえこうなのだ。世界中がこうなっていくのだろう。
さて、行こう。
青蓮寺
太田県立自然公園
佐竹寺
道の駅ひたちおおた
そして帰った。