1979年公開
ロッキー2は、スタローンが監督もやっている。
前作の続きで、あぶく銭を手に入れたもののおちぶれちゃったロッキーが再起するという話。
吹き替えで見たのだが、映画全体に流れる雰囲気をまったく壊してないのがすごいところだ。
ロッキーとアポロはもちろん、脇役にいたるまで、生活臭がただよってくるのがいいね。
舞台はフィラデルフィアで全米の人口数第5位の大都市だ。ペンシルバニア州の都市だが、州都はハリスバーグという別のところにあって、寂しいところらしい。
一帯の土地をシルバニア(森)と名付けたペンという司祭がいたということでペンシルバニアとなったということだ。シルバニアファミリーってあったけどそういう意味だ。
映画中ではロッキーをはじめ肉体労働者の苦しい境遇が描写される。でも、家は広かったりするし、果たして、工夫すれば底辺でも楽しく住めるのかもしれない。そんなことを考えてみた。