新年度だねえ。

心おどる出会いでもあればよかったのだが、そんなものはなかった。

いや、もうそういった気持ちにはなれず、枯れていくいっぽうなのかもしれない。

 

4月1日から大きいニュースが。

将棋の西山朋佳女流三段が奨励会を退会して女流棋士一本で行くことにしたと。

どうせなら女流棋士のほうを休んで三段リーグにしぼって1,2年やったらどうなるかを見てみたかった。

これで、初の女性プロ棋士の誕生は、とうぶんなくなってしまった。

西山さんも25歳で奨励会の年齢制限がせまっているし、収入を考えれば、末端のプロ棋士より、トップの女流棋士のほうがいいだろう。20代後半の時期で二足のわらじというのが、どっちつかずになってしまうというのは、まあわかる。

 

帰りの飲み屋街は新年度だというのにひっそり。4月1日から飲み歩く人もいないのかもしれないが、ここ数ヶ月で店をたたんでしまったところもあるようで、こちらも寂しいものである。