1988年発表
1. Blackened, 2. …and Justice for All, 3. Eye of the Beholder, 4. One, 5. The Shortest Straw, 6. Harvester of Sorrow, 7. The Frayed Ends of Sanity, 8. To Live Is to Die, 9. Dyers Eve, 10. The Prince
私が初めて買ったメタリカのアルバムは次のブラック・アルバムが最初で、その次がこれだったと思う。スラッシュアルバム自体このバンドで初めて知ったので、ちょっと違った順番で聞き始めてしまった。
スラッシュというには、ちょっと洗練されすぎ、変調もあったりと、格調が高いね。それが悪いわけではないが、やっぱりスラッシュ創世記のころの単調で破壊的なエネルギーがあるころから聞いたほうがよかったな。
さて、このアルバムだが、メンバーの一人が事故で亡くなったあとに作られた作品だ。さらにバンドも円熟期をむかえてか、内省的というか、前作とはちょっと違った作りだ。そして音について言われることが多い。ドラムの音が軽いとかベースの音が聞こえないとか。
音のことは詳しくはないが、独特の雰囲気をもったサウンドになっているとはいえる。
曲はやっぱり4は新境地でいいね。
アルバム全体が長くて、典型的スラッシュとも違った作りだね。でも長く楽しめる作品になっていると思うよ。
