プロの実戦に学ぶ 三間飛車VS左美濃 (マイナビ将棋BOOKS)

プロの実戦に学ぶ 三間飛車VS左美濃 (マイナビ将棋BOOKS)

小倉久史 棋士番号188

タイトル挑戦なし。順位戦最高位C級1組

 

振り飛車党で、三間飛車を得意戦法にしているようだ。

将棋雑誌で名前を聞いたことはあるのが、印象には残っていない。

NHK杯にも出たことあるのかな。とにかく情報がない棋士だ。

 

この本は三間飛車左美濃の戦い。昭和平成令和と時代ごとに特徴がある。

 

昭和の中頃までは穴熊は指してはいけないという風潮があり、ともに居飛車振り飛車ともに美濃囲いに囲うことが多かった。昭和50年代に大内九段の活躍で振り飛車穴熊が流行。ただし、相穴熊にすることは少なかった。

 

平成には2三玉の天守閣美濃が流行。

私はこの頃に将棋雑誌を買っていたが三間飛車はほとんど指されていなかった。穴熊に組まれやすいと書かれていたと思う。

 

平成の終わりには、居飛車穴熊にたいして、振り飛車が早めに端歩をついて1七桂、2五桂とはねるトマホーク戦法が出現。ただ、私はみたことがないな。

 

現在のタイトル戦では振り飛車を見ることがほとんどないが、きっと、振り飛車が日の目を見ることが出てくるであろう。