「駒取り坊主」長沼の中・終盤で差をつける 力戦次の一手205 (マイナビ将棋文庫)

「駒取り坊主」長沼の中・終盤で差をつける 力戦次の一手205 (マイナビ将棋文庫)

長沼洋

棋士番号178

タイトル挑戦なし、順位戦最高位C級1組

 

駒得を重視する受けの気風から、本のタイトルにあるように駒取り坊主と呼ばれる。

巻末の著者プロフィールでは、2007年第57期NHK杯戦でベスト4進出とある。

優勝、準優勝ではなくベスト4が最大の実績というのは少々寂しいが、しかし、準々決勝で戦った羽生さん相手の将棋は、駒取り坊主らしい戦い方で見事であった。

 

本は次の1手問題。受けだけでなく攻めの問題もある。