2020-11-05 「駒取り坊主」長沼の中・終盤で差をつける 力戦次の一手205 (マイナビ将棋文庫) 本 長沼洋 棋士番号178 タイトル挑戦なし、順位戦最高位C級1組 駒得を重視する受けの気風から、本のタイトルにあるように駒取り坊主と呼ばれる。 巻末の著者プロフィールでは、2007年第57期NHK杯戦でベスト4進出とある。 優勝、準優勝ではなくベスト4が最大の実績というのは少々寂しいが、しかし、準々決勝で戦った羽生さん相手の将棋は、駒取り坊主らしい戦い方で見事であった。 本は次の1手問題。受けだけでなく攻めの問題もある。