千葉県の全市町村を巡るたび。なかなか進まないが、今日はいすみ市と御宿町だ。このあたりは夷隅地域。いすみ市は2005年に夷隅郡夷隅町、大原町、岬町が合併してできた。
日曜日は漁港のそばで朝市をやっている。いすみ市内の道は混んでいたが、昼前になんとか間に合った。
なかなかの人出である。
魚が並んでいる。とれたてのものばかりではなく、干物とかもならんでいるのだ。
たこのたまごだって。
その場で食べられる屋台的なものも出ている。
コロナウイルス対策の消毒液。実は、この翌週から朝市は中止になっている。
タコ串を買った。200円。
コロッケを買った。いすみ豚使用。100円。
漁港である。
大原駅である。奥がいすみ鉄道の駅舎。いすみ鉄道の終点である。
駅近くの観光案内所。
ここでパンフレットとかをもらった。
千葉県いすみ環境と文化のさとセンター。
入館料無料は嬉しい。
自然に関する展示だ。はくせい。
ボタンを押すと、対応する鳥や虫にライトがあたって、鳴き声も聞こえてくるというわけだ。
あとは、屋外の自然がメインのようである。ここの他、ホタルがいる場所とかを案内してくれる。そこも県有地なのだろうかね。
観光案内所においてあった地元の大学生だかが作ったビラに、いすみ市は牧場がたくさんあると書いてあった。こういうのは、旅行のガイドブックにもない情報で、なかなかおもしろい。さて、昼ごはんを食べないため牧場で食べることにした。
こちらは高秀牧場という牧場だ。
飲み物やジェラートの他、フードメニューはピザがある。
屋内は2テーブルほどしかないので、屋外で食べた。風が吹くと牛の匂いが漂ってくるのも風流だね。
写真はミルクたっぷりカフェオレ。ドリンクセットで:200円だ。
ピザである。クアトロフォルマッジという、4種のチーズがのっているのを頼んだのだが、チーズが品切れだそうで3種の代わりに100円引きの1700円である。
レアチーズケーキ400円である。
いずれも美味しかったが、牛乳の新鮮さを感じられたかというと、まあよくわからんということになる。そもそも牛乳そのもの飲んだって、そこまでの違いはたぶん分からないのだ。
ご飯を食べた後は、寺を見に行った。
行元寺というお寺である。
波の伊八と言われた人の彫刻が有名である。
拝観料は500円だった。
さて、その伊八の彫刻だが、寺の欄間の掘った細工が後に葛飾北斎にも影響を与えたという波である。確かに、似た部分はあるように思えた。
正直、パンフレットなどの写真のほうが綺麗で、実物は、ちょっともっさりというか、あまり映えなかった。パンフレットとかは照明とかも違うからね。でも、見られてよかった。
いすみ市郷土資料館 。無料。
先程みた波の伊八の展示など。
いすみ市にも城がある。
万木城(まんぎじょう)という。
私は途中の階段も写真に取るようにしている。
城は形だけで、展望ができるようになっているだけのハリボテ城である。いすみ市が見渡せる。
椿公園。
椿はちょっとだけ咲いていた。
吊橋は歩くのが怖いのだ。
太東海浜植物群落。日本で最初の国指定天然記念物である。このあたりの植生が貴重だったということらしい。
この季節で植物は乏しいのだろうが、単なる原っぱにしか見えない。
天然記念物は指定されたものが取り消しになったりはしないのだろうか。なんとなくだが、特に貴重な生態系があると感じがしないなあ。
海は綺麗だ。日も落ちてきた。
灯台である。
戦争の跡も残っている。
さて、夕暮れになったので今日の宿へ向かった。
マリンテラス。風呂は男女共用のものが1つあるだけだ。他の宿泊客は皆釣りに来ている人で、朝早いのだとか。
晩御飯は、歩いていける寿司屋にしました。
ちょっと入りにくい雰囲気だが、店に近づくと、犬が吠えて、それをなだめるため店主が出てきたため、そこで入店したいことを告げた次第。
お通しでたこのたまごが出た。
おしんことか、ぬたも出た。
煮魚も出た。
からすみも出た。
たこめしもでた。
すいものと
なにかの皮が出た。
寿司も出た。
ここは、まぐろとかをおいてなくて、近くの漁港で取れた、白身魚が出てくる。
なぜか最後にラーメンも。
先客は地元の常連客で中学の同級生とのこと。いすみ市の朝市は、コロナで規模が縮小。いつもはテーブルがもっとあるらしい。そういえばチラシではたこしゃぶをやってる期間中なのだが、やっていなかった。時間が遅かったせいかと思ったが、コロナでやっていなかったのかもしれない。
地元の客は、次回の予約をし、パスタを作るように頼んでいった。寿司やとは思えない手広さである。