2017-08-30 惡の華 コミック 作者: 押見修造 思春期の物語というのは見ていてつらくなる。作り物のはずなのに、彼らは、もう過去を取り戻すことはできないんだと思うと、きゅっと胸をしめつけられるようになるのだ。そんな感情を抱かせただけでも、この作品は私にとってはよいものだったのだろう。 ゲームのように人の人生の全ての分岐を見てみたいものだ。