ビューティフルライフ ふたりでいた日々

放送局:TBS
放送時間:日曜日21:00 - 21:54(54分)
放送期間:2000年1月16日 - 3月26日(11回)
脚本:北川悦吏子
出演者:木村拓哉常盤貴子
オープニング:B'z「今夜月の見える丘に
ビューティフルライフ?ふたりでいた日々?(1) [DVD]
キムタクのドラマを見るのは初めてだ。「ちょ、まてよ」はあまりにも有名のため、それっぽい言葉が出るとつい注目してしまう。でも、そのものずばりのフレーズはこのドラマにはなかった気はするが。


ちなみにキムタクというと1996年に山口智子と共演したのが『ロング・バケーション』で演じたのは音楽教室講師。1997年に松たか子と共演したのが『ラブ・ジェネレーション』で演じたのは広告代理店社員。そして2000年に常盤貴子と共演したのが『ビューティフルライフ』で演じたのは美容師。ちなみに前2作はフジテレビ月9だが、最後のはTBSである。


脚本の北川悦吏子という人も有名だが、こちらの方の作品も私は初見である。


話のほうはもちろんラブストーリーで、特徴的なのはヒロインの常盤貴子が車椅子というところだ。同じ車椅子の男が常盤貴子にアプローチしたりとか、障碍者の恋愛や結婚といった重い社会的問題を投げかけるかと思いきや、そのあたりはうやむやで、たいした理由は説明されずにキムタクと常盤貴子は関係を進めていくのである。
キムタクの昔の恋人が出てきたり、他にも常盤貴子に好意をよせる男がいたりと、とにかく二人とももてもてなのである。それでもなんでも二人は愛し合うのだ。
結局のところ顔のいい男と顔のいい女の恋愛に理由はいらないということだろう。


常盤貴子の兄の渡部篤郎や同僚の水野美紀や、キムタクの仕事のライバルのT.M.R.とか脇役が印象に残るね。こういったところがこの方の脚本の魅力なのかな。


それにしても常盤貴子は本当に美人ですね。これは選ばれるのも当然である。原千晶などではまったく勝負にならない。ドラマ中、誰もそのことを指摘しないのは不自然である。