古代オリエント博物館 夏の特別展示「香りのシルクロードー古代エジプトから現代までー」と東京国立博物館「クレオパトラとエジプトの王妃展」

古代オリエントの学習の総仕上げに博物館を見に行った。ちょうど公立博物館でエジプト関連の展示をやっているそうではないか。


まず、池袋の古代オリエント博物館を見に行こう。こちらも特別展示で古代エジプトからの香りの展示をしている。



オリエント博物館はサンシャインにある。サンシャインにくるのは何年ぶりだろう。もともとナンジャタウンとか少年ジャンプのテーマパークがあるが、それに加えて夏休みだから子供向けの展示があるのだ。ウルトラマンとかプリキュアやってたよ。



こちらサンシャイン60の上のほうにある。1970年まで巣鴨拘置所だったということだ。ビルはサンシャインシティという会社が運営しているが、こちらの博物館は財団法人が運営。補助金とかもらってるんだろうけど、これ家賃払えるのかね。


で、今特別展示してるってことなのだが、そのせいで料金が通常より高かった。それはともかく、特別展示のため常設展はやっていないということだったが誤算であった。まあ仕方あるまい。


なかのほうは文字通り香りの歴史。古代ではエジプトからメソポタミアからギリシアなどで好まれた香りや使われた道具などを紹介。現代ではシャネルとかナポレオンが好んだ香りとか。
実際ににおいを嗅げるのがいくつかあったのがよかったですね。
最近読んだエジプト小説での乳香とかの展示もあったけど、確かそれはかげなかったのが残念。でも全体的にはなかなかよかったです。
オーソドックスではありますが、サンダルウッドの香り好きですね。


それから上野へ行きます。
昼ごはんはとんかつにしました。とん八亭というところ。食べログで探しました。

ロースかつ定食1700円であります。



そして博物館へ。いやー、この日も暑かったね。一時ほどではないにしろ、暑いですよ。


こちらは常設展のほうにもエジプト関連の展示があったので、そちらから見る。ボリュームは少なめなものの、ミイラから古代エジプト神を模した小さな飾り物と、なかなか見所は多かった。
そういえば、博物館の展示物は一部のものに撮影禁止と書かれているが、それ以外は撮影可能だった。何年か前はこうではなかったはずだ。たぶん国際化の流れで変わったのだろう。


しかし、私はいつもの癖で写真をとらなかった。ちょっと後悔である。
さて、特別展示のほうである。

タイトルにクレオパトラとあるが展示物は前の時代のもののほうが中心となっている。これまで漫画や小説で出てきた、ネフェルティティやハトシェプスト、イシスネフェルトといったものの像がみれて感慨深い。
残念ながら、本にのっていたハトシェプストの片目のない像とか真に有名どころの展示はなかったようだが、とてもよかったです。