TOEIC公開テスト 第155回

TOEICの2度目の受験である。前回は2008年11月に受けた。
試験会場へはテクテクと歩いていった。試験会場には初めていくのだが、特に迷うことはなかった。建物も試験会場にありがちな古ぼけた大学の校舎と違って、かなり新しく綺麗だった。


12時20分までに受付をすませる。昼ごはんを食べている暇がないのがちょっと不便な時間割だ。受験票を提示すると写真がちょっと大きすぎるというのではさみで切って新しい予備受験票に貼り付けることになった。


試験までに時間があるのでヤクルトの自動販売機でヤクルトとタフマンを飲む。タフマン医薬部外品ではなく清涼飲料水だ。テキストの類を持っていくのを忘れたので試験場では勉強をしなかった。それだけでなく今日も昨日もまったく英語の勉強をしていない。ちょっと疲れがたまっていたので仕方がない。


時計を取り出そうとしてバッグの中を探したのだが見つからない。自分のマヌケさかげんに嫌気がさしたのだが、鉛筆を取り出そうとして筆箱をあけると腕時計が出てきた。そういえば家を出る前に忘れないように筆箱に入れたんだった。物忘れが激しいところは同じだが、ちゃんと備えていたのである。
ちなみに試験場の教室に時計があったので忘れても特に問題はなかった。
試験監督の女は残念ながら不美人だった。いや、まあそれも問題ではない。


テスト開始。


●1 写真描写問題 10問
英文で読み上げられた選択肢の中から写真を描写と合っているものを選ぶ問題。
確か前回もまあまあ解けたはずだから、毎年易しい問題なのだろう。といっても私が自信をもって正解を選べたと言えるのはたぶん6,7問くらいである。


●2 応答問題 30問
AとBの会話。最初にAがべらべらと喋り、その後Bが選択肢を3つ喋る。Bの応答としてふさわしいものを選べというもの。選択肢は文では書かれていないので聞き取るしかない。
たぶん、ここもまあまあ易しい問題が多いのだ。それに加えて前回より私の能力も多少改善したかな。でも、やっぱり難しいのはわからない。


●3 会話問題 30問
AとBの会話。AとBが会話をする。問題用紙に質問と選択肢が書かれているので会話の内容から質問にふさわしい答えを選ぶ。1つの会話につき問題は3問。
問題と選択肢を読んでから聞き取りをしたほうが楽なのだが、それをやっている余裕がない。ちょっと迷っていると次の問題がせまっており、問題文を読んでいる暇がないのである。問題文に集中してるといつのまにか会話がはじまっていて肝心の会話が聞き取れないということになる。途中からぐだぐだに。


●4 説明文問題 30問
こちらは一人のスピーカーが早口でべらべらとしゃべる。あとは3番と同じで質問にふさわしい答えを選ぶ。
2人の会話の場合には、何を質問して何を答えたかさえわかればいればいいのだが、こちらはそうはいかない。まず何について喋っているのかを理解しなくてはいけないし、解答を得るためのキーワードを聞き漏らしてもいけない。
より事前に質問と選択肢を読んでおきたくなるのだが、もうこのころには疲れもたまってきて、おまけに英文を速読なんてできないものだから、英文を読んでいるうちに早口英語がべらべらと飛んできてしまってわけが、目から入る英語も頭を素通り、耳から入る英語も頭を素通り状態になる。
今にして思えば事前に選択肢まで読んでおく必要はないのかもしれない。聞き取りや速読能力を鍛えるのはもちろんだが、解き方も決めておいたほうがいいだろう。


●5 短文穴埋め問題 40問
ここからリーディング。文の中に穴が開いていてそこに入れる単語や熟語を選ぶという問題。文法を問われるものから単語力を問われるものまで色々だ。
私はここに時間をかけすぎた。文法問題の場合には文を全部読む必要もなく、選択肢とその前後だけで即答できる問題もあるので、あまり時間をかけてはいけないはずである。このあたりは過去問で勉強するだけでも大分違ったはずだ。


●6 長文穴埋め問題 12問
手紙文みたいのがあって、空白の部分にふさわしい選択肢を選ぶ。多少長めの文にはなっているが5番と同じような感じ。ただ、文章全体を読まないと判断できない問題が多い。
私はどんな問題をやったのか忘れてしまっている。


●7 読解問題 1つの文書28問 2つの文書20問
長文があって、その後に質問と選択肢がある。長文を読んだうえで質問にふさわしい選択肢を選べという問題。要は4番のリーディング版だ。
私、ここ9問くらいしかおわりませんでした。後半の2つの文書って何ですか?問題を見てさえいません。


私はリーディングパートは6割しか終わらなかった。たしか前回もこんな感じ。まったく進歩していない。今年はもう少し本腰を入れて勉強しよう。
今度は9月くらいに受けよう。