メイドさんビジネス論

社会人になって数年経つが、もう仕事に飽きて辞めたくなっている。とは言っても、もちろんやめるわけにもいかない。いつのまにやら身動きがとれない人間になっていた。
だからニートやフリーターの人がある意味では羨ましくて仕方がない。僕だったら早速自営業を始めることだろう。これを見てるニートの君はさっさと開業しなさい。まあ、資金をどうやって調達するかという問題はあるがね。でも、私も一度でいいから経営と言うものをやってみたいものだ。


近年、起業といえば一連のメイド関連ビジネスだ。私もやるなら、それで行こうかなと思っているのだが、どうやらカフェは儲からないらしい。まあそれはそうで、メイドカフェの弱点は客単価が安すぎるのである。行ったことはあまりないのだが、おそらく客が頼むのはたいていコーヒー1杯くらいだろう、わざわざ、おいしくないご飯を食べたりはしないから。それで、たいていの客は30分から1時間くらいは粘るわけだ。中規模の店ではメイドさんはだいたい4人くらい、厨房にも1人は入るだろうから全部で5人。時給1000円だとすると給料だけで5千円である。


私は素人なので以下の計算はでたらめに近いかも分からんが
●売り上げ(1時間当たり)
コーヒー@400円×15人=6000円
○費用(1時間当たり)
コーヒー@20円×15杯=300円
メイドさん5人×1000円=5000円
水光熱費その他=700円
家賃、その他いろいろ


毎時間15人の客がやってきたとしても赤字だろうな。これは厳しい。さらには喫茶とメイドって実は合わないのではないかと思っている。
いくら気に入ったメイドがいても会話ができるわけでもないし、どんな服を着ていたとしても、他の客がいるなかで嘗め回すように見ることもできない。これではメイドという資源を活かしているとは言い難いではないか。


ネットのある記事ではメイドリフレが儲かるのではないかと推察されていた。だいたいリフレの料金は1時間あたり6000円である。メイド求人の時給をみると1000円+歩合給といったところが平均値だろうか。歩合がどれくらいか分からないが時給2000円ということはないだろう。(こう書いてみるとえらいピンはねだな・・・)メイドさん1人が1時間に4000円以上稼いでくれると言うわけだ。テーブルに4人座れる喫茶店と1人がベッドを使うリフレの使用面積なんかも考慮しなければならないが、それでも喫茶店とリフレでは収益性が段違いだ。
さらにいいのは、リフレは初期投資がえらく安上がりにすむということである。ベッドとメイド服がありさえすれば商売が始められるのだ。問題は20分2000円とかいう料金が高くて、私などはあまり行こうとは思えないのだが、そのあたりはどうなのだろう。今度調査もかねてリフレに行って見ます。


ちなみに私の望む店。全室個室ベッド備え付け。形は通常のネットカフェに近いがパソコンは置かない。代わりに個室からはマジックミラー越しに、働くメイドさんを好きなだけ気づかれずに見ることができる。料金は1時間1000円程度、飲み物別料金。
私は標準的なオタクの思考がわからないのでこういう店がうけるかどうか分かりません。意見求む。うまくいきそうなら退職後この店で勝負してみます。